はたと気付きました。
3D映画はアバター、遊☆戯☆王、コララインと見て、あとはアリスとトイ・ストーリー3を見ようと思っているのですが。これらは全て「戦うヒロイン」というモチーフが共通しています。
アバター §
ヒロインは要するに怪物であるが、自分も怪物になってしまうのであまり気にならない。
遊☆戯☆王 §
実はヒロインとして杏子も出てこないが、ブラックマジシャンの弟子、ブラック・マジシャン・ガールが出てくるわけで、やはり「戦うヒロイン」です。
コラライン §
主人公=ヒロインは男の子っぽい性格の女の子供であるコラライン。
アリス・イン・ワンダーランド §
予告編を見るとどうやらアリスが武装して赤の女王と戦いに臨むシーンがあるらしい。
トイ・ストーリー3 §
2を見る限りヒロインはウッディーとお似合いのアクティブなカウガールらしい。
まとめると §
- 戦うヒロインというモチーフと3D映画は今のところ相性が良いようだ
- その理由には、3Dの特性を生かすにはアクティブなヒロインの方が、立ったままのお姫様より好ましいという理由もあるだろうが、それだけではないかもしれない (止まったままの物体ならカメラが動けばいいのだ)
- つまり、大胆なチャレンジを行う映画人の層が、3Dという新技術にも「戦うヒロイン」という新しいモチーフにも手を出す可能性が高いのではないか?
- 萌えの定番の「戦うヒロイン」とは一線を画する。萌え世界では、適当に変な小動物が出てきて変身させれば「戦うヒロイン」になり、しかも安易にあらゆるタイプの女の子が変身して戦ってしまうが、これらの映画は「戦える根拠」を明確に示すことに力を注いでいるし、誰でも戦うわけではない
- 戦える根拠は、「蛮族の女」「お師匠さまに従う」「もともと男の子っぽい性格」などがある
- 当初、アメリカ映画の流れかと思ったが、実は遊☆戯☆王も当てはまると分かった時点で日本も含むと気付いた
まあ、戦うヒロインが本当に新しいモチーフかは難しい問題ですが。