2010年04月08日
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山下駅の研究・これは一筋縄では行かないか

Written By: 川俣 晶連絡先

 移動の途中で山下駅を観察してきましたが、以下の謎が気になります。

  • 曲線の内側に空き地が多い

 地図を見ても、北沢川の南に駅があるのか上にあるのかはっきりしません。

 しかし、徐々に分かってきました。

  • 曲線を緩和した可能性があり、内側に空き地ができ、駅が少し小田急線豪徳寺駅に接近した可能性がある
  • 北沢川は流路を改修している。特に西側は位置が違うかもしれない。つまり、北沢川跡の位置は駅の位置特定の助けにならないかも知れない
  • 現ホームの下に見える旧ホーム遺構はもっと小さい。低い分だけ上がるためのスロープ等が小さくても済むと思われる。つまり、推定サイズはより小さめになる

 ちなみに、上町のカーブに比べれば緩和すべき急カーブとも思えませんが、小田急の駅に近づくというメリットは少しだけあります。

 というわけで、下りホームは動かせる余地がないように見えますが、以上のことを考えに入れると動かす余地がかなりあります。

感想 §

 割と変化しない道路と比べて、河川はかなり変化があり得ます。だから、油断は禁物ですね。

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