なぜか4月の終わり頃から急に用事が多くなり、疲れたところでなぜか右足に不幸が集中しました。
- 起きる前に筋を違えて、その日は遠出を控えたぐらいだった
- 住警器を高いところに取り付けようとして足場が悪く、右足が部分的に落下し、すりむいた
- そのあと、コンディションはまだベストではないが、松陰神社前から下高井戸まで歩いた
- 買い物で、スーパーバリューにも歩いた (ほとんど下高井戸の端から端までに等しい)
さすがに無理が来たのだろうね、ということで今日は家で休んでいますが、足の痛みは回復に向かいつつあるとはいえ、まだ歩いて遠出は無理です。
ということで §
そこで痛感するのは、「足は基本」ということです。
大局的な歴史趣味と、地元の郷土史趣味の差は、おそらく「足」の意味の差です。いくら京都での新撰組の活躍を気に入っても、気軽に東京から歩いて現地には行けません。しかし、地元で「ここに菖蒲園があった」といった場所には簡単に歩いていけます。つまり大局的な歴史趣味は動けなくとも文献を調べてそこそこ行けるが、文献がもともと十分ではない郷土史は「足」が使えないとどうしようもない、ということかもしれません。
余談 §
TEPCOマンホール探索も似たようなもので、資料が公開されていない以上、足で探すしかありません。まあ自転車やスクーターを使うという選択肢が無いわけではありませんが。ちなみに、車ではその場で立ち止まれない(交通の流れを乱してしまう)ので、あまり良くないかもしれません。
オマケ・用語集 §
- マンポサンポ=1万歩の散歩つまり片道5000歩
- ミチマチサンポ=未知の街を歩く散歩。同じような経路でもあえて違う路地に入る。自動的に建築物鑑賞趣味が入ってくる
- ワンナワサンポ=マンポサンポは1時間以上掛かってしまうので、1時間に制約した散歩。片道30分。歩数ではなく時間で制約
- 片道サンポ=往復のうち片方に電車を使うサンポ。可能距離が2倍に伸びるが、電車賃がかかるのが難点
- 安全サンポ=電車の路線におおむね沿った散歩。途中で挫折したら電車で帰れるのだが、結局そういう事例は滅多にない
- ちびくろサンボ=販売が自粛されているらしいが、本件とはなんら関係がない
- 買い物=ダイソーやオリンピックなどの安く買い物できる場所を目標に設定して歩くモチベーションを高める。が、買わないことも多い
- 万歩計=発売時にリアルタイムで買ったてくてくエンジェルだが、実は天使を育てる気はなく万歩計としてのみ使っている
- GPSロガー=最近気になるアイテム。これがあれば、歩いた経路が自動的に記録できる
- 昭和ロード=玉川上水新水路跡の環七以西。昭和ロードが現れた、きらめく光おれを打つ♪
- 道に迷った=地図を見ながら歩けば確実なのに、適当に歩いても分かるさと強行した後の惨劇。特に世田谷区内で陥りやすい
- 足メトリック=歩くことを前提とした経路を地図上で定めること。バス等が前提の交通案内と違う道を辿る
- あずまひでお=未来少年コナンのパロディで人類が滅んだ後の後継種族は「足」であるという作品を描いた人