「というわけで、もう1回テレビでヤマトをするとなったら、やはりタイトルは宇宙戦艦ヤマト4だろう」
「フォーか」
「というわけで、心残りの解消が主眼となる」
「何がヤマトの心残りなんだろう?」
「やはりヤマト搭載の戦車隊じゃないかな」
「ひおあきら版には出てきたのに、アニメでは出てこなかった悲運の設定」
「ヤマトの爆撃装備もな」
「それでどうなるの?」
「それで戦車隊を指揮する古代君が叫ぶんだよ」
「なんて?」
「パンツァー、フォー! (戦車、前へ)」
「なんてフォーな内容なんだ」
更に話を進めよう §
「敵はもちろん4次元人。映像も3DCGはもう古い。これからは4Dの時代です」
「はい、質問です」
「なんでしょう?」
「3次元人の僕らに4つめの次元は見えるのでしょうか?」
「はい。それは見えません」
「じゃ、3DCGとどこが違うの?」
「どこも違いません」
もっと話を進めよう §
「でも、まじめに4次元からの侵略から日本を防衛する方法も考えられているんだぜ」
「まさか」
「だってあるじゃないか。4次防って」
「それは意味が違う!」
まだまだ話を進めよう §
「やはり三段空母でもまだ手ぬるいってことで、四段空母に進化するのだ」
「ってか、2連三段空母で既に六段分なのに。四段ぐらいで威張れないだろう」
「そのへんは任せてくれ。ただの四段じゃないぞ」
「じゃあ、どんな四段なんだ?」
「剣道四段」
「空母には意味ねえ!」
もっと話を進めよう §
「加藤三郎はもう古い!」
「加藤四郎と言いたいのか、すでに加藤の弟は登場済みじゃい!」
「いや、四つ子で。機関員に双子がいる以上パイロットも対抗だ!」
「おいおい」
「で、四つ子専用戦闘機も登場だ」
「いったいどこが四つ子専用?」
「EA-6プロウラーみたいに4座タイプ」
大人気間違いない §
「これで大人気間違いなし」
「そうかな」
「ヨンさま~とヤマト4に群がる女性達が目に見えるようだ」
「まさに韓流ブームだね」
「ノンノン。それを言うなら艦流ブームだ」
最後にまとめよう §
「でも、ヤマト4は実現していない」
「仕方がない」
「やはり縁起が悪いのかな、4っていう数字は」
「いや、きっとヨンどころない事情によるのだろう」
オマケ §
「ヨンどころ、か」
「このヨンどころが目に入らぬか!」
「なるほど。ヤマト版水戸黄門が4ってことか」
「助さんや角さんや、やっておしまい」
「助さんや角さんって誰だ」
「古代と島の世を忍ぶ仮の姿ってことで」
「2人が暴れた後で印籠を出すのか」
「島はコスモガンだが、古代は角さん波動砲もとい拡散波動砲だ」
「さすがは角さんだ」
「電影クロスゲージ明度4、発射!」
「敵が全滅しちゃうぞ」
「だから、印籠を出しても誰も平伏しないのだ」
「滅んだ星しかない」
「そこに都市はなかった。破壊の限りを尽くされた地上には動くものも無かった。古代は知った、今1つの星が死んだのだ」
「毎回、1つの星が滅んでいく訳ね」
「古代と島に付いたあだ名がダーティーペア」