「宇宙戦艦ヤマト全記録集 TVシナリオ版」を入手して愕然。
第1話の地球艦隊は「戦艦1宇宙巡洋艦5駆逐艦5」と明快に書かれています。
「味方レーザー艦爆発」の台詞は「味方駆逐艦」です。
古代守艦が敵艦を仕留めて「こちらミサイル艦17号と」報告するシーンは丸ごとありません。
従来の私の解釈は、古代守艦が「宇宙駆逐艦ゆきかぜ」と設定が決まるタイミングはタイタン到着の頃だと思っていましたが、実はそうではないかもしれません。つまり、「宇宙駆逐艦」というところまでは、放映前に決まっていて、実際に放送された第1話がその設定から逸脱しているわけです。そして、タイタンのエピソードで兄さんの船が宇宙駆逐艦であると発見する展開は、実は元の設定の踏襲に戻ったことを意味します。
ちなみに、ガミラス艦隊も超弩級宇宙戦艦6巡洋艦8駆逐艦多数であり、実際に放送された護衛艦多数と違って「駆逐艦」という名称がありました。。
凄いぞこれは §
「宇宙戦艦ヤマト全記録集」といえば、高すぎて子供の頃は買えなかった高価な3冊組です。今でも古書を検索すると凄い値段で売られています。しかし、「TVシナリオ版」だけの1冊だけなら大阪の古書店でたった700円であることを発見。送料を入れてもほとんど千円なので思わず発注。やっと届きました。
しかし、これは面白すぎる!
初期シナリオと放映版の相違も分かりますが、実際、音を聞いて良く分からなかった言葉も明快に分かります。