昨夜はお祭りでしたねぇ。
Azureのユーザーグループは集まって徹夜で見るイベントを開いたようですけど、おいらはそれだけの体力ないのでパス。
しかし、寝ようと思った深夜にPDC10のキーノートが開始。
ちょっと気になったので、見てみることに。しかし、どうすれば動画中継が見られるか当初分からず、時間を無駄にしました。
しかし、やっと分かってバルマーさんのキーノートを見始めました。
ところが、いきなり刺激的なものが目に飛び込んできました。
- Windows Phone 7でKindleの閲覧機能!?
ははは。これでもうiPhoneもAndroidも意識の外に飛んだかな。もともと、興味はほとんど無かったけど。
そのあとで、設定を変更したら日本語の同時翻訳が聞けるようになって理解がスムーズになりました。
これだけのものが、居ながらにして見られるとは凄い。技術の進歩です。明らかに、「日本に来た少数の本社の人間のスピーチを同時通訳で生で聞く」よりも、中身は濃いです。アメリカに行かなくてもね。
とりあえず、開発環境も良さそうだし、Windows Phone 7向けにプログラムを書いてもいいかも、と思ったものの、それは先の話になるかな。
さて、次はAzureの話。
愕然としたことに、いきなり画面にバズ・ライトイヤーが出現。
Azureでバズ……。
宇宙の彼方にさあ行こう、と言われて連れて行かれた気分。
Azureは固いビジネスの話が多いかと思いきや、実は、PixerがレンダリングをAzureでやるという紹介。Toy Story 3のフレーム数がこれだけあって、Azureでレンダリングすると早く終わるよ、という話。確かに、映画の高品質の画像ならリアルタイムのレンダリングは無理で、問題はひたすら待つレンダリングをいかに短縮するか。ならば、レンダリングエンジンがクラウドにいても良いわけですね。通信オーバーヘッドよりも、処理時間の方が圧倒的に長いから。
こういうエンターテイメント的な使い方ができるとは目から鱗。しかも、MS自身から教えられるとは。
NTを発表したPDCと対比しているのもいいですね。Azureは実質的にNTの次のOSですから。
あとはまあ、VM Roleなどの新機能を1つ1つ実体験していきましょうか。
というわけで、キーノートが終わるまで何とか起きていましたがすぐに寝てしまいました。午前3時はまわっていたと思うので。
追記 §
それにしても、うちで書いているAzureアプリのテストサイトにもぜんぜんアクセスが来ないなあ。誰ももうそんなものに興味がないのかな。実際にAzureで稼働している実例なのに。