2010年11月03日
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野川支流(菊野台)/深大寺用水その6・マセロ川

Written By: 川俣 晶連絡先


より大きな地図で 野川支流( 菊野台)/ 深大寺用水 V6 (甲州街道北・西部のみ を表示

 ストレス解消のために、また柴崎ワクワクゾーンに出動です。

事前の見通し §

 以下は野川東岸に限った話です。

 これまで見てきた野川合流点より上流部を辿ると、開渠にたどり着きます。これはマセロ川というらしいのですが良く分かりません。ともかく、マセロ川まで行くときりがないので、そこまでは行かないという前提で考えました。

 すると、地図上で確認できる合流点は3カ所(実際は甲州街道の下にも1つある)。

 このうち、もっとも上流部にあるものはマセロ川の支流後、中央のものは不詳ということで、残ったのは甲州街道に近い1つ。(水色マーカー)

 これとは別に黄色線部分に支流があるらしいことが示唆されています。

 従って、これを結ぶラインがあれば綺麗に解決できることになります。

実際 §

 甲州街道近くの合流点から歩き始めましたが、すぐに辿れなくなりました。

 しょうがないので、支流想定位置から逆に辿ってみようと思ったところ、既に見たことがある断片的な場所が目に入りました。更に、その延長部分と思われる場所も。

 支流想定位置から逆に辿ると、「柵があって広すぎる歩道」という怪しい箇所をすぐに発見でき、そこからマンホールの多い道に続きました。おそらく、ここは当たりです。

 そのまま野川に合流するのかと思いきや、どうも妙な成り行きで北に曲がっているようです。

 結局、マセロ川に接続していたのではないか、と思えてきました。

 そのため、手を出さないつもりだったマセロ川合流点に達してそれを見て帰ってきました。これはびっくり!

マセロ川? §

 幅は狭いですが、けっこうな水量がある開渠でした。盛大に野川に水が流れ込んでいました。

 形式は、蓋無しの暗渠という感じです。

感想 §

 徐々に分かってきましたが、野川周辺の低地は流路の変更や開発でほとんど痕跡が残りません。また、人工水路としての深大寺用水はマセロ川に水を供給するもう1つも流路としても機能していたようで、シームレスに接続してしまう感じです。

 それにしても、行くつもりが無かったマセロ川にまで行ってしまうとはまさに意外。

水色合流点 §

合流点

マセロ川 §

マセロ川

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