らいおんさんよりメッセージを頂きました。
Subject: SPACE BATTLESHIP ヤマト・浴びるほどスターウォーズを見る話
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=201101300848190
名前: らいおん
本文:
木村ファンです。
私もSBヤマト20回、友人はとっくに20回を超えています。
でも、もっと上がいます。
50回を超えた時点で数えていないという人がいます。
すみません。
日本のファンをなめてました。
1つの映画を50回は無いと思っていました、
これはもうお詫びするしかありません。
文化論的に言うと §
「さすがにこういうことをするのは、アメリカ人だと思っていた。パワーもあるし、金もある。しかも、かなり変なことも熱心に実行できるお国柄だ」
「なるほど」
「日本人はどちらかといえば、小さく平均的であまり突出はしないと思っていた」
「うん。そんなイメージはあるよね」
「日本という国は没落過程にあるような気がするが、一方で突出した世界レベルで戦える人間も育っている気がする」
「SPACE BATTLESHIP ヤマトを50回見ることが、本当に世界レベルと言えるかは分からないけどね」
「少なくとも、おいらの世界観の中ではアメリカ人と戦える戦闘力があると感じた。おいらのスカウターが吹っ飛んだぐらいの戦闘力だ」
オマケ §
「スカウターが吹っ飛ぶと言えば」
「言えば?」
「昔、ヤマトカクテルを出す店の話題は出したことがある気がするが、ドラゴンボールというメニューを出す居酒屋も実在したらしい」
「それは凄い戦闘力だけね」
「まさに飲んでみるまで未知の味だ。オレスカウターでは計測不能だ」
オマケ2 §
「で、誰が頭を丸めてお詫びするの?」
「(アニメの)佐渡先生に決まってます」
「おいおい」
「しかし、これほどの回数を1本の映画につぎ込むと新しい何かの地平に行けると思う」
「量の問題じゃないの?」
「量はあるレベルを超えると質に転化するのだ。量を馬鹿にしてはいけない」
「そうか」
「だから、単純な反復練習だって、やったら意味があるんだ」
「回数を重ねると何かが生まれるってことだね」
「そうだ。こちらは映画の回数では桁違いに負けているが、サントラを聞いた回数では負けてないかもしれないしな」
「わはは。そこで張り合うのか」
「張り合うと言えば」
「なに?」
「ヤマトファンと木村拓哉ファンで奇妙な意地の張り合いになっているのかもしれないぞ」
「SPACE BATTLESHIP ヤマトを見た回数という戦いだね」
「何しろ、譲れない共通のフィールドに乗っちゃったからね」
「呉越同舟」
「そして、最後は力尽きて野原に倒れ込んで、夕日を見ながらお互いに称え合って認め合って分かれるんだよ」
「質問するまでもないが夕日を見る場所はどこ?」
「三丁目。建設中の東京タワーが見えるんだ」
「スカイツリーをそう見立てるってことだね」
「ヤマトファンは軌道エレベーターに見立てそうだがな」
「ブルーノアかい」
オマケIII §
「これだけ見てもらえるとは監督冥利に尽きることだろうと思う」
「うん」
「だいたいDVD買ったって、50回はおろか10回もまず見ない」
「下手すると1回も見ないね」
「冗談抜きで、1回も見てないDVDは確かにある」
「それはどうして?」
「発注するときは見る気満々でも、届いたときは忙しくて棚上げになることもあるからだ」
「なるほど」
「あと特典DISCとか1回も見てないのがあるな。本編と連動する絵コンテとか」
「あるある。確かに普通に映画見るだけで満足したらそんなのまで見ない」
「それと比較すれば映画館での鑑賞回数は本当に見た回数と見なせる。暗い部屋で他にやることもないしね」
「せいぜい睡眠だけだね」
「金払って寝に行く人もあまりいないだろう」
「いやいや。オールナイト上映をホテル代わりに使うとかあり得るだろ?」
「オールナイトか。客が全員騎士様」
「ナイトの意味が違う」
豆知識 §
オールナイト: ヤマトファンにとってのオールナイトとはかつて行われたオールナイトニッポンのラジオ生ドラマ。放送する方も生だから深夜まで起きてやってる。聞く方も起きてる。まさに若さの体力勝負の大イベント。ちなみに、おいらは友達と手分けして録音することにして寝ちゃいました。お子様だったので、大学生のお兄さんお姉さんのように宵っ張りはできなかったのです。
「ところで、この豆知識は役に立つのか?」
「ははは。役に立つわけないでしょ」
豆知識2 §
三丁目: 実は東村山に三丁目は実在しないらしい。(四丁目も一丁目も無いが)
「ところで、この豆知識はみんなに理解可能なのか?」
「ははは。東村山の現地ではFAQらしいぞ」
「で、ヤマト関係あるの?」
「ヤマトは関係無いけど、SPACE BATTLESHIP ヤマトはTBS開局50周年映画だっけ? で、TBSで放送したネタだと思うから」
「関係あるようであまり関係無いな」
オマケ復活編 §
「話はこれで終わるはずであった」
「終わらないの?」
「TBSという文字のTの後でたまたま行がかわってBSとだけ見えた。そこでひらめいた」
「なにを?」
「なぜSPACE BATTLESHIP ヤマトはSPACE BATTLESHIP ヤマトという名前なのか」
「というと?」
「SPACE BATTLESHIP YAMATOには、TとBとSが入ってるんだよ」
「ええっ?」
「しかもSBYAMATOと略してもTとBとSが入ってるんだよ」
「これはびっくり」
「SPACE CRUISER YAMATOじゃない理由も良く分かる。それじゃBが入らないからだ」
「わはは。なるほど」
「あと戦艦大和沈没の回想シーンが無い理由も見えた」
「なぜ?」
「戦艦大和を攻撃するアメリカの攻撃機はアヴェンジャーだが、これはTBFっていうんだよ」
「TBFって音がTBSに似ている……」
「ね、TBSとしてはなんとなくやりたくない映像でしょ?」
「そうかも」
「ガンバレTBS。マニアがみんな裏番組見ていた時でも、無限軌道SSXやワンダービートSを見てたぞ」