「SPACE BATTLESHIP ヤマトは実際には『さらば』をやりたかった映画である、という話は昔やったね」
「うん」
「山本論でその認識を深めた」
山本ってのは §
「アニメでの山本の出番は少ない。極めて少ない」
「そうだね」
「第1シリーズでは第4話にしか登場しない。しかも被弾して着艦するだけだ」
「うん」
「さらばで再び出てくるが、実は出番は実質的に2つしかない」
「加藤達とヤマト戦闘隊に参加して古代に歓迎されるところと、最後に被弾して敬礼して落ちていくところだね」
「ワープ直前の未帰還機という意味では、立場を森雪に取られるが、そもそも被弾機で突っ込む描写そのものがない。そういう意味での山本の出番は否定されている」
「第1シリーズ唯一の出番なのにね」
「ところが、さらばの山本の出番は全てフォローされている」
「仲間と一緒に合流して古代が喜ぶところは、食堂で再現されているね」
「最後に被弾して敬礼して墜ちていくところもな」
「そうか。山本という切り口で見ると、SPACE BATTLESHIP ヤマトはさらばそのものなのか」
「第1シリーズでの出番は一切フォローされないのに、さらばの出番はほぼ全てフォローされる」
「なんと山本愛に溢れた映画だ」
オマケ §
「サイバトロンデストロン山本論」
「は?」
「意味は無い。山本論部隊トランスフォーム!」
オマケ2 §
「山本、おまえはこの戦いを生き延びたら山を買え」
「えっ?」
「で、自分の名前を付けろ」
「はあ」
「で、買ったらCMで宣伝しろ」
「なぜ」
「上から読んでも山本山。下から読んでも山本山、と言えるじゃ無いか」
「山でノリなんて作りたくないっすよ」
「ノリが悪いぞ」
オマケIII §
「山本、おまえも森雪をバカにできないぞ」
「どうしてですか?」
「おまえだって、チーム古代に最初に来たとき、こーんな大きなおむつしてたじゃないか」
「そ、それは古代さんが赤ちゃんプレイの相手には甘いって聞いたから……」
「へ……?」
「はっ、もしかして森雪も同じデマに惑わされて……」
「変のライバル出現!」
オマケのことば §
「というわけでヤマト版魔法の言葉を考えてみた」
- こんにちワープ
- ありがとウルク
- こんばんヤマトよとワニ
- さよな雷電
「やはりこれは無理があるぞ」
「そうか?」
「そもそも、こんばんヤマトよとワニって何だよ」
「てへ」
「もっとマシな魔法の言葉を考えろ」
「松本魔法の言葉の言葉なら簡単なんだけどな」
こんにちワダチ
ありがと宇宙海賊キャプテンハーロック
こんばんわが青春のアルカディア
さよなラーメタル
「ヤマトでやれ、ヤマトで」
こんにちワタル (ワタルは演出助手の井内秀治氏が将来自ら監督する作品の名称)
ありがと宇宙海賊船シャーク (ノベライズの石津嵐の別作品)
「関係あるようでぜんぜん関係無いじゃないか。かなり違うぞ!」
オマケゾーン §
「松本魔法の言葉ならなあ。もっと思いついたのに」
「なんて?」
「いただきマゾーン」
「なんだよそれは」
「美女が口移しで食べさせてくれるのだ」
「何を?」
「爆弾」
タイムオマケ §
「タイムボカン魔法の言葉ならなあ。もっと思いついたのに」
「なんて?」
「いただきマンボ」
「意味ねえ! 魔法でもなんでもねえ!」
「ウー!」
「これまでの苦労もおしゃかパズルだ」
ヤマトオマケ §
「やっぱりヤマトでやってくれ。第1シリーズ限定」
「問題は『ワ』で始まるワードに乏しいことだ。しかも2つも必要だ」
「じゃ、『ワ』抜きで」
- ありがと宇宙零戦
- さよな雷撃機
- いただきマゼラニックストリーム
「イメージが凶悪になった!」