2011年04月17日
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昭和館・特別企画展「ポスターに見る戦中・戦後」

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、昭和館・特別企画展「ポスターに見る戦中・戦後」 【第2期:商業広告・文化催事を中心として】に行ってきました。なぜかといえば、どうしても見たかったから。合理的な理由はありません。ポスターが見たかったのです。

 1Fのニュース映画と、3Fの特別企画展だけ見てきました。

昭和館・特別企画展「ポスターに見る戦中・戦後」

昭和館の現状 §

 常設展示はお休み中。4/22から再開だそうです。過剰な自粛では無さそう。

ニュース映画 §

 愕然としました。政治家の汚職に追及する側の野党も疑惑。ソ連の水爆実験のせいで新潟に放射性物質。政治がガタガタなのも、放射性物質が落ちてくるのも今と同じ。いったいどうなってるんでしょうね。遠い昔の昭和を見る施設のはずが、今と大差ない世界が見えます。

特別企画展「ポスターに見る戦中・戦後」 §

 予想の3倍ぐらいのかなり大規模なイベントでした。戦前戦中戦後の様々なポスターが見られました。

 陸軍機らしいのと海軍機らしいのをわざわざ描き分けて両方載せているのはきっとあれですね。大人の配慮ということですね。

 P-38らしい大型機やB-17らしい爆撃機が火を吐いて落ちていて日本軍機が多数ゆうゆうと飛んでいる構図は、そんな簡単じゃ無いだろと思いますが、日本人には心地よい構図なのでしょうね。(そもそも、多数の日本軍機でわずかなアメリカ軍機を囲めるという時点で怪しい)

 機種の識別のための防空ポスターも凄いですね。一般人が「垂直尾翼が2つある双発機だからB-25」と覚えることが求められた時代もあるわけです。

 ポスターに出てくる軍艦はおそらく長門が主流。大和は防諜上の理由から秘匿されて出てこないわけですね。

余談 §

 しかし、これだけ見てもタダ。常設展は有料ですが、そこは今は開いてないので結果としてタダで見放題の太っ腹施設! それで、これだけ見られたら文句はありません。

 と思ったら、けっこう人が入ってましたね。意外と人気あるのかも。

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