『エースコンバット アサルト・ホライゾン』メディア体験会リポート【後編】 Project ACESの精鋭6人に直撃【その1・全2回】より
ドアガンナーのミッションも、じつは最初のオープニングなんです。オープニングは、アフリカの大地を飛んでいくシーンでスタッフのクレジットが出てくるんですが、「ここも触れたほうがいいでしょう」、「それなら撃てたほうがいいでしょう」……とやってるうちに、ゲームになってしまったという(笑)。ドアガンナーについては、最初はそれほど重要視していなくて、シーケンスのつなぎとして、「人視点でのシューティングをビジュアルとして入れておこう」という程度のアイデアだったんですけどね。
そうか。なるほど。
リッジレーサーをPlayStationに入れてスイッチを入れるとロード完了までちょっとシューティングゲームを遊べるという感覚なのですね。それが拡大されているだけで、本来の位置づけはそういうものだとすると良く分かりますねえ。そういう「本来ならなくていい」要素ならいいですよ、ドアガンナーがあっても。
アサルト・ホライゾン』メディア体験会リポート【後編】 Project ACESの精鋭6人に直撃【その2・全2回】より
菅野 ちょろちょろしていますね(笑)。『エースコンバット5』のころから、人間を出すという事に対してチャレンジをしてはいたんですが。
――シロクマの親子(※)などですね!
出た! シロクマ!
この場合凄いのはインタビュアーの方。単にクリアしただけのレベルの人なら、シロクマなんて出てきません。凄いなあ。
なぜなら、いままでなら、主人公=自分でしたが、今回は、主人公=ビショップ=プレイヤーなので、プレイヤーは自分を客観視できることになるからです。
確かに。Blazeがどんな人物なのかはあえて描かれていません。ACAHはそれとは違うわけですね。そういえば、Project Acesは押井守と相性が良くてそれゆえに企画としてスカイ・クロラのゲーム化でProject Acesが出てくるわけですが、押井守のAvalonにビショップというキャラが出てきますねえ。Avalonの元ネタはウィザードリィのクラスのビショップでしょうけど。
爆発音やガトリングの発射音などのためだけの収録も複数回行いましたが、ゲームで登場するような至近距離で爆発されちゃうとマイクがダメになるか、録音する人間が死んでしまうか、極めて危険です(笑)。
わははは、確かにマイクが壊れて収録できない。録音者もただでは済まないかも。