「また、うだうだ語るか」
「語るって何を」
「ACE COMBAT 6だよ」
「6って結局どうなんだ?」
「形のイメージがはっきりしないんだよね」
「どうして?」
「DLCで拡張可能な設計だからね。どこまで何が増えるのか明確ではない」
「ミッションも機体も増えるね」
「だけど、何もかも全部買うべきかといえば、そうでもない」
「性能は大差ない機体とかあるわけだね」
「あるいは、性能が低い方が飛ばして面白いとかね」
「そういう意味では、数を揃えることにあまり意味は無いわけだね」
「数やあらへん。腕の勝負や」
「そんな衝撃Z編みたいなことを言って、結局どうなのさ」
「だからさ。腕さえあれば機銃最強ってことだ」
「ぎゃふん」
「そういう意味で、6は特に機銃が生きるからいいね」
「そんなに?」
「旋回して逃げる敵にはミサイルは当たらないけど、機銃を当てられるとかね。いろいろあるよ」
「ADMMでもEMLでも無いんだね」
「そうだ。最初のミッションでシャムロックから特殊兵装を使うんだと言われてXMA4を撃つが、徐々に特殊兵装がパワーアップしていき、最後はそれを突き抜けて機銃に戻って終わる」
「機銃は最後の武器だね」
「特殊兵装が尽きてもMSSLが尽きても機銃弾が残っていればまだ希望はあるのだ」
「でも実際はどうなのさ」
「確かに面倒だからMSSL撃っちゃえって状況もある。でも、面倒だから機銃を撃っちゃえという状況もある。あとは最後のミッションで冷却装置を攻撃するのに機銃最強。シールドで何重に覆われていても、機銃なら一気に全部仕留められる」
「機銃様々だね」