2011年10月10日
川俣晶の縁側ソフトウェアその他開発日誌 total 8578 count

大量の座標を地図にプロットするソフトを作った

Written By: 川俣 晶連絡先

前置き §

 Google Mapには、マイマップという機能があって、自分で地図上にピンを刺していくことができます。しかし、これには200個を超えるとページが分かれてしまい、5ページを超えると適切に操作できない場合が生じます。実際に、TEPCOマンホールと関連施設のプロット数が5ページを超えて難儀していました。しかも、今日になって動かしてみると、プロットできないどころか、もはや1ページ目から移動すらできなくなっていました。というわけで、ぶち切れて約半日掛けて自分で作ってしまいました。

内容 §

↓ここにアクセスするだけで使えます。ただし、Silverlight3が必要です

  • http://www.piedey.co.jp/plotier/Plotier001TestPage.html
  • ピンのプロットの機能だけに特化しています。閉領域の塗りつぶしなどはできません。ピンの種類も選べません
  • その代わり、1000個程度までピンをまとめて扱えます (機能的には青天井ですが、10000個では重くなりすぎて実用的では無いことを確認しています)
  • もちろん、1000個はページ切り替え無しの値です (ページを切り替える機能は、必要が無いので用意していません)
  • KMLファイルを開くことができます。保存もKMLとして保存しますが、単に自分自身が読める情報しか書き込んでいないので、正しいKMLファイルかは分かりません
  • Silverlightなので、基本的にローカルで実行されます。ローカルファイルを開き、結果をローカルファイルにセーブして使うのが基本です。座標情報が外部に送信されることはありません。
  • テスト運用なので、いつ止まるか、いつ無くなるか分かりません
  • ちなみに、このソフトの名前はプロッティア(Plotier)です。

余談・なぜSilverlightなのか §

 なぜSilverlightなのか。

 その理由は、単に楽して組める方法は無いものかとネットサーフィンしたらBing maps Silverlight Controlという文字が目に入ったから。それだけ。あとは、JavaScriptだとC#より生産性が落ちるので、それを要求する技術は候補から落としたぐらいかな。あとは、サーバ側だとリアクションの速度が落ちるのでそれも却下したぐらい。