ACAHは満足度より疲労の方が大きいので、暫定的に終了と決めました。あとでまた少しやるかもしれませんが、ここはもうこれで1回終了です。
全てのミッションでRANK Sは取っていませんが、まあいいか。ACXiでもそうだったし。
最後は、blue on blueでRANK Sを取りました。
blue on blue §
- F-16C+4AAM (x1.40)
- 2076PTS
F-16CがFighterミッションRANK Sの救世主だったのだ。
倍率が割と高いが空戦性能も低くない。
倍率はMIG-21(x1.50)の方が高いが、4AAM積めずに弱すぎるので、やはりF-16Cがベスト。最も稼げるかも。
しかし、そもそもスコアの稼ぎ方すら分からないミッションには無力。
じゃあ、暫定的にまとめようか §
とりあえず、プレイ中にメモった呪詛の言葉をまとめます。
- イリッチ周辺の敵を攻撃中にミサイル警告が発生。LB+RBで回避しようとしたらロケット弾が発射されてイリッチを殺してしまった。酷いゲームだな。
- Spookyのミッションはとてもダメ。状況を把握する前にSAMの連打で落とされる。ブリーフィングも無いし、情報もろくに出てこない。
- モスクワで、ビルより低く飛べと言われて敵に接近、そこでミサイル警告でカウンターマニューバを発動すると敵車両軍の前に出てしまい撃たれるが位置関係が把握できないので、分からない。分かっても身動きが取れなくなっている。虎の子の4AGMで敵を撃破して切り抜けようとしても撃てない。酷いゲームだ。ビルの谷間でダンスを踊るのならともかく、これはひどい
- 回避起動したら敵の真上で撃たれまくる。そのままビルが邪魔で動けない。まるでゲームを制御している感覚が無い。まったくの運頼み。
- 悪いところ。演出が重要なポイントで入ることで攻撃チャンスを逃したり、地上に激突したりする
- このゲームのダメなところ。無駄に作戦エリアの隅での戦闘を強要される。ブルーオンブルーとか。激しい空戦してたら出ちゃうよ。それ以前に隅に近い敵機は狙えない。敵機を追いかけているといつの間にか作戦エリア外でミッション失敗とか
- 地面に向かう変な角度に勝手に誘導されて、そこでDFMを振り切られると回復できないまま地面に衝突とか。自分で状況を制御できない感が満載
- AC6の方が面白い。自分でゲームを支配している感じが大きい。ACAHは正味期限が短い。ある程度踏み込む以前に飽きる。派手な映像の副作用。ある程度慣れると映像が邪魔に感じられる
- 結局、ASMがうざいことこの上ない。SAMに撃たれるのに行動の自由が制約される。まるでカモになれというモードだが、これで敵を残らず仕留めないとポイントにならない
- Home Frontもエースでやってみたが、いきなり後方から集中攻撃されてあっさり落とされた。回避機動も十分に出来ない。狙われていると動きが鈍くなることがあるが、これじゃ「空を自由に飛べている」とは言えない。
まとめ §
「凄い呪詛の連打だけど、要約してまとめてくれよ」
「一言で言えば、ACAHとは失敗しなかったACXiだな」
「成功したってこと?」
「いや、成功はしてないが、失敗もしなかった。そういうレベルだ」
「微妙だね」
「だからさ。トリガフィンガーがiPhone用として出た時点で『あれ?』と思ったんだが、『こんなクソハードもう使いたくねえよ』という印象を残したハードを使ってきた時点で、認識が違うんだよ」
「どう違うの?」
「ACXiというのは、以下の3つの特徴があった」
- 操作性が悪すぎる
- 難易度が高すぎる
- 本体を買った後で金が掛かりすぎる
「うん。傾きセンサーでは飛ばしにくいし、制限時間が短すぎるし、DLCを買わないと突破できないミッションがあったりするわけだね」
「そうだ。これは全て失敗であり改善点として認識されていたのだが、そういう認識がもし共有されていなかったら?」
「共有されていない? どういうこと?」
「以下のように認識されていたら、ということだ」
- 俺はiPhoneに慣れているから問題なく操作できるので操作性が悪いという悪評が理解できない。誹謗中傷のたぐいで真に受ける必要なんてない
- 難易度の設定は、単純にプレイヤーをそこまで連れて行く手順に問題があっただけ
- 初期投資を抑えるために、本体を安くしただけ。あとから金を払うのは当然
「それはかなり刺激的な解釈だね」
「少なくともHAWXはiPhoneでも上手くやったのだから、次のミッションはHAWX2に勝つことになる。その点では成功した。HAWX2には勝てたと思うよ」
「どうして勝ったと思うんだい?」
「HAWX2は途中で投げ出してクリアすらしなかったけど、ACAHは少なくともエンディングまでは行った。これは絶大な差だよ」
「そうか」
「でも、結局ACAHはAC6には勝てなかった。そういうことだろう」
「ぎゃふん。それが失敗はしなかったが成功もしていないという微妙な水準だね」
「そうだ。たとえていうなら、Wiiが失敗しなかったバーチャルボーイという表現と似ているのだろうな」
「今時、バーチャルボーイなんてみんな知らないだろう」
「そして、3DSは失敗できないバーチャルボーイなんだろう」
「ぎゃふん」
「というわけで、3DSで昔ながらのACE COMBATらしいACE COMBAT 3Dに期待する」
「過去は振り返らないわけだね」
「ASSAULT HORIZONは、日本ゲーム界が滅び掛かった惨状を間違った方向に解決しようとした1つのマイルストーンだろう」
「こういうシステムで解決しようとする態度そのものがゲーム業界が支持を失う要因だってことだね」
「そうだ。システムの過剰な複雑化と難易度の設定を見失った間違い。過剰なやり込み要素。行きすぎのDLC。十分にこなれていないアイデア倒れのシステム。マルチ対戦などだな。最近の日本のゲームにありがちな典型的な間違いがてんこ盛りだ」
「どうして間違いを繰り返すの?」
「さあな。ただ1つだけ言えるのは、間違いと思ってなければ別に反省はしないよ」
「本当に?」
「さあな。何が本当に間違いか、なんておいらにも分かりはしない」