今週末12月17日(土)より、
エースコンバットシリーズの新たな橋頭堡として、
コトブキヤ秋葉原店1Fにて、
エースコンバットシリーズのグッズ販売を行う、
特設コーナーが作戦展開されるとの情報を得ました。
ここより
「ということで、作戦エリア『コトブキヤ秋葉原店』に行ったでー」
「店内の様子は?」
「写真取り忘れた、というより撮る余地も無い」
「人が多いんだね」
「店内も通路が狭い」
感想 §
「感想は?」
「空が狭い」
「どういう意味?」
「そこそこ広い店内なのに、エースコンバットに割かれたスペースがとても小さい。ほとんどコピーのコピーのコピーみたいな、どうでもいい萌えアニメに扱いで負けてる」
「ぎゃふん」
「ムービーを上映しているスクリーンのサイズも驚くほど小さい」
「それは酷いね」
「しかし、ここに来る客層はそういう連中なんだろう」
「ぎゃふん2」
ムービーは? §
「いろいろなタイトルのムービーを流していた。6とかZEROとかXとかX2とか。それで、ACAHが流れて次こそAC3Dと思ったらACAHの別バージョンが延々と……。諦めて帰ってきた」
「AC3Dのトレイラー見てないのか」
「6とかZEROとかXとかX2と比較して、ACAHのダメなところを指摘しようか?」
「えっ? 別にトレイラーの出来は悪くないじゃん」
「そうだ。一定時間だけ切り出して比較したら別に悪くない」
「じゃあ、何が悪いんだよ」
「量がありすぎなんだよ。XXトレイラーといって、ACAHだけトレイラーの数がとても多い。その結果、印象が散漫になる」
「物量作戦はダメってことだね」
「そうだ。見ている人間はやりすぎると『飽きる』のだ。だから、もうちょっと欲しい、というところで止めておく。これは基本中の基本」
売れ行き §
「商品の売れ行きはどうなんだろう?」
「エンブレムは、どうもメビウスがいちばん売れている感じだった。ウォードッグよりラーズグリーズよりウォーウルフよりもだ。店頭在庫の数が明らかにメビウスだけ少なくなっていた」
「えっ。どうして?」
「理由を考えれば明白だ。ウォードッグのエンブレムは印象がイマイチだ。ペロー大佐のお荷物だからな」
「ラーズグリーズは英雄じゃん」
「でもさ。我々がラーズグリーズでイメージするのは真っ黒なカラーリングの機体なんだよ。あのマークじゃ無い」
「なんと」
「ウォーウルフも隊としては弱い。なにしろ、ウォーウルフ2はお調子者だし、ウォーウルフ3と4に至ってはいるだけ。ウォーウルフ1には別に名前があるから、『ウォーウルフ』への思い入れはあまり深まらない」
「メビウスは違うってこと?」
「そうだ。敵からリボン付きだと言われるそのリボンそのもののエンブレムだからな」
「なるほど。メビウスの圧勝だね」
戦利品 §
「でも、おいらは5派なので」
「ウォードッグのエンブレムを買ったのか!?」
「いや。姫君の青い鳩を一冊買った」
「ぎゃふん」
「値札として2000円が付いていたが、実は4200円であった。その時点で財布には5000円札が1枚しか無かった。でも、買った」
「どうして?」
「だってこの本を持ちながらこう言いたいだろ?」
「ラーズグリーズ、それラーズグリーズのせいだろ?」
「ちちち。どこの世界に鳩からエサをもらうお姫様がいるんだよ」
「あれ?」
値段の問題 §
「こんな小さな本が1つで4200円は高いだろう」
「ラーズグリーズのワッペン付き」
「それでも高いだろう」
「そうでもない。こういうのは少部数では高く付くものなんだ」
「まさか」
「よくある錯誤だけどさ。電子出版になれば安く出来るはずだって言うの。でもそれは嘘。実際は電子出版で高く付く例も多い」
「どうして? 紙とインクの分だけ安くなるのだろ?」
「売れる数が少ないと割高になるからさ。大量に売れる見込みが無ければ、かえって高くつく。部数に関係なく掛かる経費ってものがあるんだ」
「じゃあ、4200円でもそんなものだと?」
「全国の書店で売ってるメジャーな本じゃないからな。よほど大量に売れたら話は変わるかも知れないが」
「よほどの物好きしか買わないってことだね」
「それは、おいらがよほどの物好きって意味かい?」
「違うのかよ」
「……」