「1つ気づいた」
「なんだい?」
「復活編は古代が『宇宙の海はオレの海』とかハーロックみたいなことをほざく」
「うん」
「でもさ。もう1つあった」
「何?」
「地球に残してきた年若い娘の名前」
「は?」
「雪の子供だから美雪で納得しそうになるが、ローマ字で書くと3文字も一致する」
「地球脱出船団がワダチみたいとか、そういう意味でもまさに松本ワールドに隣接しているってこと?」
「さあな」
驚きの展開 §
「以上は、アップロード原稿としてまとめてあったが、かなり寝かせてしまった」
「準備は古いのかよ」
「でもやっと次に出す順番に来た」
「ぱちぱち」
「と思ったらこんなメッセージをもらって目を白黒」
名前: ガボーチン
本文:
「キャプテンハーロック アウトサイド・レジェンド」ではアルカディア号とハーロックはホントに死者の世界に行ってしまいますね。エンディングのトチローはサービスカットなのか?今でも悩むところです。松本先生のメッセージ的にはありえないカットでしょうから。黄色い人なら大丈夫なんですけどね。
「話題がハーロック方面で偶然の一致だね」
「しかし、このハーロックはぜんぜん中身を覚えていなかった」
「えー」
「アウトサイド・レジェンドは昔テレビ放送した時に録画したはずなので、バックアップHDDから最終回をサルベージして見た」
「それで?」
「確かに死者の世界だわさ」
「死者の世界か」
「トチローがいるものな」
「そうか」
「しかも、まゆちゃんまでいるものな」
「まゆちゃんか」
「まさに、まゆの名前をテーマにしたメッセージが公開される直前にまゆちゃんを見るとは驚きだ」
「タイミング良すぎ」
「しかし問題は『エンディングのトチロー』だ」
「えっ?」
「確実に放送リアルタイムでもそこまで見てなかった」
「えー」
「そもそも、この最終回のエンディングはおかしい」
「なぜ?」
「台場が男ならハーロックを殺す必要がある。実際に銃を向け合っている。ここでどちらか、あるいは双方が死ぬことになる。平和的に分かれて双方とも生きているなんておかしい」
「おい、何がいいたい」
「劇場版999の結末と同じで、アルカディア号関係の一切合切が台場にとっての青春の幻影じゃないのかな。トチローも含めて」
「そうか」
「だとすると、松本世界観とは噛み合わない。りんたろうと松本零士は激しく争うことになる」
「どうして?」
「松本世界観は無限に終わらない世界なのだ。古代進は3199年になっても古代進なのだ。しかし、このハーロック世界には終わりがある。子供は大人になるのだ」
「終わらない世界か」
「無限に続く世界とは、今の世界にもある幻想だ。今時の病魔と言っても良い」
「どう幻想なの?」
「たとえば、PCがあればアニメの制作を効率化できるから、アニメの繁栄は永遠に思えるが、実はPCがアニメ以外の表現形式への道も開いてしまうので、アニメが無限に続くかは予断を許さない。しかしアニメが滅びる日など想像もしない人がぽろぽろいるよ」
オマケ §
「もう1つ別のガボーチンさんからのメッセージだ」
Subject: 続・ヤマトから谷甲州まで行けるか
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120103080656
そう言えば「バンダイ・ifシリーズ 宇宙戦艦ヤマト」というシュミレーションボード
ゲームを持っていました。なかなかに凝った内容で、主砲の一斉射撃と各個射撃、士気の高さ等で命中精度が違ったり、また一斉射撃の射界が限られていたりと相当に複雑きまわりないルールでした。当時の禁じ手として、今でも有名なものがデスラー砲艦数隻をを充填状態で瞬間物質輸送機にて転送するというものがありました。学校で放課後に遊んでた事を思い出しました。また、アバロンヒルのゲームも徹夜で遊んでましたね。。
「君もやり込んだ?」
「いや。バンダイ・ifシリーズは知らない。自分がボードSLGに興味を持った時期とはずれていると思われる」
「そうか」
「アバロンヒルならこちらも分かるけどね」