新しく本が出ます。
本の内容は"LINQ to Objects マニアックス"です。
ひたすら内容はほとんど全てLINQ to Objectsの話だけです。
C#の入門書でも無いし、LINQ to SQLやLINQ to XMLの話もありません。
マニアックスといっても、LINQ初心者に配慮した易しい内容です。いちいちLINQのメソッドを解説しています。本物のマニアには物足りないかもしれませんが、そこはご勘弁下さい。(IEnumerable<T>のLINQ拡張メソッドを、ほぼ全てサンプルソース付きで説明しています)
"【省エネ対応】 C#プログラムの効率的な書き方"とは出版社が付けたタイトルで、なぜそういうタイトルになったのか分かりません。
まあ、配列をやめてIEnumerable<T>にしよう、という主張はエネルギー消費の低減に効能はあるとは思いますが。しかし、この本にはえらく無駄の多い省エネにも効率にも寄与しないサンプルも含まれているで、そこは覚悟してお買い上げ下さい。
え? どういうサンプルかって?
たとえば、"+"演算子を使わないでLINQで足し算をしようとか……。そういう破綻した無駄の極地のサンプルもあります。
(とりあえず、足し算引き算かけ算まではサンプルソースが掲載されています。割り算は読者の課題として残してあります)
他にも、わざわざRangeメソッドでRepeatメソッド相当の動作をさせるとか、Minメソッドで最大値を求めるとか。変なサンプルソースがかなりあります。
なぜ、そんな役に立たないサンプルまで入っているのかって?
もちろん、「面白い(かもしれない)から」です!
面白そうだと思ったらぜひ買って下さい。
よろしくお願いいたします。