「6号娘は軽巡利根のはずだったが、3,5号娘が完成しないままちゅうぶらりん」
「ははは」
「で、衝動的に今日は藤崎詩織水着バージョンのガレキを塗り始めてしまった」
「なんでやねん。しかも、色がかなり違うぞ」
「ときメモは、無名時代から注目していて、PC-Engine(死語)版でプレイした記憶があり、藤崎詩織はまったく知らないキャラでは無い」
「ならどうして」
「塗るのが好き。好きなように塗りたい。筆でぺたぺた塗りたい」
「がーん」
「組み立ては面白くない。塗るのが好き」
「なんでそんなことを強調するんだよ」
「某ペーパークラフトは印刷済みなので、塗る必要が無い。組み立てが非常にめんどくさいだけ」
「なるほど。そこでストレスが溜まったわけだね」
「そうだ。俺に模型を塗らせろ~、ということだ」
「それで、なぜ髪の毛と水着を黒く塗ったの?」
「模型はサイズが小さい。それゆえに、より極端にコントラストを出して行かないと、印象が曖昧になってしまう。それゆえに、白い肌に対して、黒い色を入れて印象を強調していくのがいいと思ったのだ」
「それが重要なの?」
「5号娘がどうしてもイマイチで作業が止まったのは、そのへんの認識が甘かったからだ」
「なるほど。色を多彩に使いこなすよりも、そっちが重要ってことだね」
「そうだ。建造中の3号娘だっけ。それと5号娘は未成ということでもいかな、と今は思っている」
「次なる手順への捨て石だね」