「ネタが熱いので臨時更新するぞ」
「そうか、ヤマトにみんなで行進するんだね!」
「いやそれは更新じゃなくて行進」
「乗組員全員欠員ありません」
「では行くぞ。艦内配置板スイッチオン」
超最新コミックの話題 §
「まず超最新コミックの方の話題から」
「2199のコミカライズだね」
「しかし、実はこの作者の文章そのものが凄い。何しろ、熱い。長い。本物だ」
「デザリアムの偽装じゃないってことだね」
「特に以下の一文がいい」
僕がヤマト馬鹿の一人だって昔からよく知っている方で、
「ははは、ここにも君の同類の『馬鹿』が居たよ」
「それでさ。結局全てのファンは俺解釈の俺ヤマトを持っている、という説がまたもや裏付けられたよ」
僕の記憶に残るコミカライズ作品は
アニメをそのままなぞるではなく、漫画ならではの趣向が息づいています。
なので本作もそんな漫画になるよう
僕は自分の作品としての表現をここでしていこうと思っています。
「そうか。これで話は終わりだね」
「まさか!」
「えっ?」
「この人のブログで横を見たら、他の記事でもヤマトについて語ってる」
「えー」
「スターデルタって、スターウォーズみたいな三角形の宇宙戦艦?」
「そうじゃない。エンジンの始動器の特性についての話だ」
旧作Part.1で初めて波動エンジンを稼動させるシーンだ。
駆動音が増してきたところで、島がコンタクトすると
それまでの回転音が急に減じてしまう。
古代がいきり立ち、それを沖田艦長がたしなめた途端、
エンジン音が立ち上がってくる。
この意味がずっと分からないでいたのだけれど、
これってスターデルタ始動の典型的なものだということが
始動器を調べていて判明したのだ。
「えー。工学的に妥当な描写ってことなのか」
「まあ、父親が陸軍パイロットだった松本零士なら、これぐらいは体感的にやってくれそうだな」
「そうか。予想以上に奧が深いのだね」
超旧コミックの話題 §
「しかし、更に遡るとこんな話題が」
「えっと。聖版ヤマトって……」
「ともかく古い。初期本放送時代のコミカライズだ」
「君は見たことあるの?」
「ないっ」
「えー?」
「学習雑誌に載った小説の方はちらりと見た記憶があるのだが、こっちは無い。ひおあきら版と違って出版もされていないから、見る機会もなかった」
「まさか……」
「それが今になって読めるとはなあ。びっくりだ」
「そうか」
「『我々の前には今、聖版ヤマトがある』」
「は?」
「だからこの言葉には同意だ」
日本のバカとして一言だけ諸君に申し上げたい。
「ありがとう」以上だ。
感想 §
「結局さ、高垣眸の熱血小説 宇宙戦艦ヤマトを持っているなんていうのは、まだまだぬるかったんだよ」
「聖版ヤマトみたいな超レアものの前では瀕死のタヌキなんだね」
聖版ヤマトの感想 §
- 発進時に波動砲を撃っているということは、初期シナリオベースなんだ
- 全機コスモゼロ(コスモ0表記)ということは、初期シナリオベースなんだ
- でも隊の名前はブラックタイガーということは、初期シナリオベースなんだ
- メインインパクトカノン砲(主砲相当)、この表記は目新しい
- サブインパクトカノン砲(副砲相当)、この表記は目新しい
- 両舷フェザー砲(パリスレーザー相当)、この表記は目新しい
- 分解して合体する超兵器 (バラノドンの原型?)
- 設定があってアニメでは使用されていないタイムレーダー使っている
- アルゴルM3 (ガス生命体の原型?)
- デストロイヤーを2つ並べたような双胴ガミラス艦
- たった6回の連載で尺が足りないのに、アニメで切られたハーロック登場
- アナライザーが「またや」と関西弁を喋る
- 敵の少年ノボ
- 森雪つかまる
- ワープの衝撃で攻撃
- イスカンダルに到着したら沖田は既に死んでいる
「イスカンダルに到着したら艦長席の沖田は既に死んでいるってのは、壮絶だな」
「沖田は地球が見られない。何もかもみな懐かしいとすら言えない」
「さらばの加藤の原型みたいなものかな?」
「かもな。良く分からないが」
「インパクトカノン砲は、おそらくショックカノンの別解釈の表記なんだろう」
「衝撃砲塔と言ったときに、ショックじゃなくてインパクトと言っても良かったわけだね」