「真面目に見てなかったので、今になって気づいた」
- ゾイド -ZOIDS-(1999年:助監督/絵コンテ/演出/原画)はばらのぶよし名義
「それに気づいたって話だね」
「いや、更に確認中にもう1つ気づいた」
「何だよ」
- あらしのよるに 〜ひみつのともだち〜 (2012年:絵コンテ)秋葉鷹則名義
「これは全くの不意打ちでやられた」
「えー。君は見てたんだろ?」
「スタッフの名前まで1つ1つチェックしてないし、しかも別名義だ」
「ひ~」
解説・ひみつのともだち §
「ひみつのともだちってなに?」
「おおかみのグループはいい奴ばかりなんだよ」
「うん」
「羊のグループもいい奴ばかりなんだよ」
「うん」
「ところがいい奴らの1人と、いい奴らの1人が友達になると、それは悪いことだと糾弾され、互いにスパイになって相手を探れと汚いことを強要される」
「えー。なんて酷い話なんだ」
「割り切れないで話がどんどん歪んでいくいい動物アニメだったよ」
解説・ひみつのともだちagain §
「ひみつのともだちってなに?」
「ガミラスのグループはいい奴ばかりなんだよ」
「うん」
「ヤマトのグループもいい奴ばかりなんだよ」
「うん」
「ところがいい奴らの1人と、いい奴らの1人が友達になると、それは悪いことだと糾弾され、射殺しても構わんと言われてしまう」
「えー。なんて酷い話なんだ」
「割り切れないで話がどんどん歪んでいくいい宇宙戦艦アニメだったよ」
「ってか誰と誰が友達になるんだよ」
「うん。アナライザーとオルタが秘密の友達になるんだよ」
「いい答えだ……って言うか! そのネタ使うために話題にしたろ」
「てへ」
オマケ・ひみつのともタチ §
「ひみつのともタチってなに?」
「ガミラスのグループはいい奴ばかりなんだよ」
「うん」
「ヤマトのグループもいい奴ばかりなんだよ」
「うん」
「ところがいい奴らの1人と、いい奴らの1人が友達になると、それは悪いことだと糾弾され、勝手に艦載機でじゃれ合うと謹慎させられてしまう」
「えー。なんて酷い話なんだ」
「割り切れないで話がどんどん歪んでいくいいパイロットアニメだったよ」
「ってか誰と誰が友達になるんだよ」
「うん。メルダと山本ちゃんが秘密の友達になるんだよ」
『メルダおねえさま! 青い肌が素敵です』
『あなたの赤い目も綺麗よ』
『銃なんてつきつけてごめんなさい!』
『うふふ。そういう跳ね返りのところもかわいい娘』
「って、それは『ともタチ』ではなく、『ネコとタチ』」
「秘密の関係」
「そりゃ秘密だろうさ!」
オマケ §
「ゾイド -ZOIDS-について言うと、もっと別の名前がちらついたので見落とした面がある」
「なに?」
「監督加戸誉夫」
「なんで?」
「ロックマンエグゼ 光と闇の遺産という映画の監督なので」
「ロックマンが好きなの?」
「そうじゃない。この映画が壮絶なのだよ」
「どこが?」
「主人公を迎えに来る大型輸送機。こいつが空港が使用できない緊急事態だというので、建設中の高速道路に降りる。タッチダウンしたらパラシュートで減速。離陸するときは胴体に左右に付けたロケットで加速するいわゆるJATO(Jet-fuel Assisted Take Off)って奴だ。厳密にはRATOの方が近いけどな」
「へー」
「最後に敵の島に上陸する際に輸送機から降下させるのはLCACだし」
「それだけ」
「こまかい描写がいいよ。ロックマンの無限バルカンは嘘くさい武器だけど、回転して連射する機関砲的な描写にちゃんとなっている。ステルス戦闘機を輸送機が空中収容する描写も納得がいくものだっただし」
「そうか」
「でも、製作がXEBECだと思えば、これも羽原さんとまったく無関係ではないか」
「ひ~」
オマケ2 §
「ゾイドに関して言うことは無い?」
「主人公とかヒロインより、ムンベイやアーバインの方が好きだったな」
「即答だな」
「主人公とかヒロインの名前は忘れてもムンベイの名前はしっかり覚えていたぞ」
「ひ~」
「ゾイドのアニメはどれもつくりがしっかりしているが、最初のこのアニメも少し揺れている感じはあるが、根っこはしっかりしていたと思う」