「明らかにXbox360に見劣りするPS3のOSの操作性。それを目の当たりにした直後に、HDMI切り替え機で問題が生じて調べていて別の問題が分かってきた」
「PS3のHDMIに何か問題が?」
「いや。BDレコーダーのDMR-BRT230に問題があった」
「どんな問題?」
「電源が常時入ったままなのだ」
「タイマー録画スタンバイしてる以上、電源オンでも不思議じゃないだろ?」
「それはそうだが、よく考えると本体に電源が入っていることとHDMIがオンになっていることは話が違う。明示的に見るときにだけHDMIはオンになっていても良い。そうすると、TV側の自動電源オンオフが生きてくる。見ていないときはHDMIオフにすれば勝手にテレビもオフになる」
「それで?」
「と思って検索したら、同じ事を考えている人がいた」
「ふーん」
「ところが、よく見るとこれはDIGA DMR-BW830という機種の話で、同じメーカーだが別モデルの話だ」
「結論はなんだい?」
「結局、これって日本の製造業が弱体化した具体的な証明なのかな」
「それはどこが弱いってこと?」
「基本的な使い勝手(UX)が弱い。それはソフトの領域の話だ」
「ハード偏重で、ソフト軽視ってことだね」
「もっともソフト軽視は日本以外のメーカーにも見られるから、日本だけってことはないけどね。でも、特に日本は酷い」
「じゃあ、これが弱体化の証明なの?」
「さあ。それは分からない。これが弱体化の証明なのかな?という質問をしているのは私の方だ」