2013年12月13日
川俣晶の縁側模型局スケールモデル total 3085 count

64分の1の完成品ミニカーの世界は是か非か

Written By: 川俣 晶連絡先

「というわけで、64分の1というスケールが良く分からなかったので完成品ミニカーを1台買ってみた」

  • 1:64 Kyosho NSX Type-S NA2 1997 Orange

64分の1 NSX

「それで?」

「分かったことを列挙する」

  • 64分の1は鉄道模型のSゲージに由来すると思われる
  • 絶妙に良いサイズ。大きすぎず小さすぎない。ウサギ小屋でコレクションできる
  • ケース付きでケースに固定されているモデル。展示ケースに入って初めて完成と見なすなら、本物の完成品
  • パッケージもかっこいい

「けっこう良かったわけ?」

「意外と見れば見るほど惚れるモデルだね。もっとも、1台だけ鎮座しているから良いのであって、溢れると印象は変わると思うけど」

「10台も20台も揃えたいわけではないのだね」

「実はこのNSXという車も形が面白くて、見ていて楽しいという面もある」

「そうか。すぐに別の車が欲しくなるような話でも無いわけだね」

「そうそう。数の問題ではないわけだ」

結論 §

「鉄道模型は150分の1でもウサギ小屋ではきつい。しかし、車は64分の1で良いのではないかな。43分の1だとちょっと大きい」

「43分の1だと車模型が生活の中心になっちゃうだけだね」

「戦車模型だと35分の1はやや大きい。72分の1はお手軽な良いサイズだ。でも普通の車は64分の1でいいと思うよ。あまりメジャーじゃないみたいだけど」