「ちょっと誤解していたな」
「何をだい?」
「Windowsの画像プレビューウィンドウの印刷メニューから業者に送れるのだが、面倒な手続きが必要だと思って敬遠していた」
「ふーん。面倒な手続きって?」
「ユーザー登録とかパスワードとかクレジットカード登録とか」
「それで実際は?」
「暗証番号が1つ発行されるだけで他は何も要らなかった」
「支払はどうするんだよ」
「セブンイレブン店頭の複合機にお金を入れるだけで良かった」
「いくら?」
「写真1枚30円」
「別に高くないじゃないか」
「手順をまとめるとこうだ」
- PCから画像データをアップロードする
- 電子メールアドレスを登録する
- 暗唱暗号が1つ発行される (入力したメールアドレスにも届く)
- セブンイレブンに行く
- 複合機を操作して暗証番号を入れる
- お金を入れる
- 枚数などを指定する
- 印刷させる
- おしまい
「なんだこの手順は。結局暗証番号と小銭だけ持って、あとは手ぶらでセブンイレブンに行くだけの手間なのか」
「そうそう。メモリカードすら持っていく必要が無い」
「しかも安いね」
「そうそう。いくら写真品質っぽい印刷ができるプリンタが手元にあっても、専用用紙は高いからね。1枚2枚ならどう考えてもセブンイレブンで打った方が安い」
「そんなに枚数は少なくていいの?」
「昔はプリントしないと見られなかったけどね。今は画面で見れば十分という写真は別に打ち出すこともないから」