「実は2次ミッションに何が出るのか、機体セットの選択画面で分かるということに気付いたのだ」
「ふーん」
「それからね。どうも機体のタイプに補正が掛かっているようなので、高空目標はファイターの方がいいらしいのだ」
「へー」
「試しにFIGHTERのF-14で出撃して高空目標に絞って攻撃してみたらとってもスムーズ。SPのF-22には当たらないけどね。総スコアも伸びないし。でも凄く楽」
「つまり空戦するならスパホよりF-14の方が楽ってことだね?」
「うん。実際、1回白鯨に当たったけど、レベル2のスパホでやるよりレベル3のF-14でやる方が楽だったよ。成果は知らないが」
「そんなものかね?」
「あとね。クリアランクが高い方が報酬が多いようなので、レベル高めのルームに入るようにしてみた」
「足を引っ張るなよ」
「ちゃんと白鯨はみんなで落としたよ。RANK Aで」
「Aか」
「うん。しかもね。コクピットだけになったあと、他の誰かがコクピットを撃破しそうだったので、自分は敵機の追撃に切り替えた。落とせればスコア上乗せだ」
「そんな判断ができるとはゆとりだね」
「そこまで慣れてきたってことだ」
「他に何か事件は?」
「あと1つオプション機器を買えばA-10AかF-15Cの開発に入れるという状況になったが、1個しか機器は買えない所持金だった。どっちを選ぶべきか凄く悩んだよ」
「君の選択は?」
「A-10Aを選んだよ」
「理由は?」
「対地攻撃の機体の方が手薄だったので」
「でもFIGHTERがレベル3のF-14っていうのも手薄だよ」
「まあまあ、それを言うな」