白色戦役後に、長距離航海に堪えないという理由によりガミラス艦隊を外されて、地球に対してガミラスから供与された破損ガミラス・クルーザーを改修して大型輸送機として再生させた機体。構造的に地球製波動エンジンは搭載できないため、惑星内近距離輸送に徹した使い方がなされた。20世紀のC-5 Galaxy輸送機にちなんで、CC-5はMagellanic Galaxy(マゼラン銀河)と呼称されている。
解説 §
「無粋を承知であえて解説を頼む」
「ではネタバレ隠しのダミー改行を大量に入れる」
「で、これはギャラクシーなんだね?」
「厳密に言うと、ギャラクシー+オリョーノクなのだ」
「なんで?」
「船のように大きな輸送機みたいなもの、という意味ではオリョーノクが近いのだ。だから目玉は目玉として処理せず、縁を赤く塗ってあるのだ」
「使用したのは新メカコレガミラス艦の他になに?」
「コスモゼロα2の余りデカールと、ピットロードの1/700車両のキットを使用している。台座はダイソーの100円ケースだ」
「そもそも、なんで艦を輸送機扱いして作ろうと思ったの?」
「ガミラス艦は構造的に艦首が別パーツになっていて、1本軸で固定されているのだ。だから上に向かって跳ね上げることができそうに思えるが実際は船体が邪魔でできない」
「船体をカットして跳ね上げたんだね?」
「そうだ。そうすると輸送機みたいなんで。そこでギャラクシーが頭に浮かんだのだが、マゼラン銀河(ギャラクシー)とすればガミラス艦に似合う。しかし、ガミラス人の命名ではあり得ないので、地球で改造したと認識してUNCNのマークを付けた。オリョーノク風の味付けは塗っている途中で思い付いたものだ」
「なんで2つ作ったの?」
「艦首を跳ね上げていない状態も一緒に見せなかったので、2つ作った」
「感想はあるかい?」
「キット本体よりも、車両セットの方が高かった」
「ぎゃふん」
「ちなみに、1両だけ戦車がいるけど、これはシャーマン戦車の砲塔の向きを前後逆に付けてあるもの。それで実在の戦車っぽさを打ち消してみた。本当は三連装ぐらいの戦車が良かったのだけどね。さすがにそんなパーツは存在しないので」