「こうとくれやす」
「なんだよそれ」
「詳しく説明するの面倒になった」
「なんでだよ」
「おそらくヤマトファンの大多数には興味の無い本だ」
「ならなんで紹介する」
「1人ぐらい興味を持つ人がいるだろうと思って」
「1人が買えば黒字になるのかよ」
「いや大赤字」
「ぎゃふん」
説明? §
「真面目に説明してくれ」
「これは宇宙戦艦ヤマトが産まれる時代背景に関する本なので、当然ヤマトは出てこない」
「ヤマトを産み出すママの話にヤマトはいるわけないってことだね」
「そうそう。いるのはパパとママ」
「だから、ヤマトの話はほとんど無いってことだね?」
「そうだ。99%出てこないと思って間違いない」
「じゃあ、99%出てくるのはなんだよ」
「歴史だな」
「つまり戦国武将?」
「こらこら無精するな」
「戦国武将イコール歴史だと勘違いしたミーハーは去れってことだね」
「うん。戦国武将も出てこないから」
「戦国さらばとかいう変態なんちゃって歴史ではなく、本当の歴史だってことだね」
「そうだ。一応史実しか扱わない方針でやっている。どこまで達成できたかは知らないけどね」
オマケ §
「オマケだけど、これもこうてくれや」
「ゴジラ本か?」
「特撮VFX映画169本について、無駄にだべった本だ」
「ゴジラ出てくる?」
「1954と1984と2014のゴジラを取り上げている」
「ガメラ出てくる?」
「昔のはな」
「ライダー出てくる? 宇宙刑事でてくる?」
「劇場版はな。TVシリーズは扱ってない」
「なんで?」
「映画エッセイってタイトルに書いてある通りだ。映画しか扱ってない」
「ぎゃふん」