Written By: 川俣 晶
「衝撃の事実発覚」
「なんだい?」
「こんな遠くの場所は当面の興味ではないが何となくページを見たのだ」
「それで?」
「何となく地図に違和感が」
「なんで?」
「ここ、知ってる……。昔、歩いたところだ」
「えー」
「崖の下を歩いてきたよ。確かに記憶がある。惜しかったなあ。もっと城山公園を見てくれば良かった」