2014年11月02日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 1944 count

東京経済大学 第115回葵祭・殿ヶ谷戸庭園

Written By: 川俣 晶連絡先

「何がどうなっているんだい?」

「国分寺シリーズだ」

「その理由は?」

「XEBECが東経大に出展するというので行くことにした。殿ヶ谷戸庭園はあくまでついでだ。前から気になっていたのでね」

「東経大に行くことに意味があるの?」

「ある。実は、中学時代の模試の会場として、年に何回か通っていた。今の目でもう1回見ておく価値があるだろう。それから昔受験の時に実は合格しているんだ。行かなかったけど」

「なんで行かないんだよ」

「いや、もっと別の大学にも受かったので」

「滑り止めかよ」

「そういう意味で縁はあるが滅多に行かない場所なので、行くのも悪くないかなと」

「じゃあ、殿ヶ谷戸庭園は?」

「そうやって何回か行った国分寺なのに、駅前にある庭園に気づいていなかったのは痛恨だなと思って。一度は行っておこうと思ったのさ」

東京経済大学 第115回葵祭というか、XEBECの展示 §

「目当てはなんだい?」

「ヤマト2199」

「実際の目玉は何だった?」

「羽原信義さん」

「ヤマト2199はどうだった?」

「実はさりげなく新作劇場版の設定資料まであって、非常にゴージャスだった」

「なら満足じゃないか」

「でも、実は羽原さんのインタピューがいっぱい貼ってあって、それが主役だった」

「それはどうだったんだい?」

「好きなアニメとして、どうぶつ宝島が名指ししてあった驚いた。同じものが好きか」

「それだけ?」

「いや、小松原一男さんにも言及していてほほうと思った」

「楽しかったのだね」

「他にも武装錬金がちょっと強調されていたり、ゾイドがあったり、知らないアニメも多かったがけっこう面白かったぞ」

「へー」

「葵祭そのものは、わりとこじんまりとした学園祭だと感じたが、少しおっとりとした良い雰囲気だと思ったよ。ダイコンを無料配布する農大などと比較するとね」

殿ヶ谷戸庭園 §

「これはなんだい?」

「国分寺の駅前にある庭園。国分寺崖線にある回遊式庭園。傾斜地は旧古河庭園に近いが立派な洋館はない。須藤公園ほど傾斜はきつくない感じ。でも、広くてゆったりとした良いところだよ」

「どこがいいんだ?」

「特に竹藪がいい。パンダもコパンダもいないけど」

「最大の特徴はなんだい?」

「東経大に行く途中に入口がある。つまり、【少しずれた位置にある】という言い訳も出来ない。本当に目の前にあった庭園なのだよ」

「目の前にあっても興味が無いと見逃すわけだね」

「そうそう。印象に残らない」

「他に何か気になったことは?」

「池が綺麗でね、魚も泳いでいた。一匹だけ赤いのが泳いでいたよ。そして上流部を見たら金魚がたくさん集まっている場所もあった」

「面白かったんだね」

「そう。他に、家屋の展示室もあった。これで入場料150円。安いね」

感想国分寺 §

「三鷹から特快で僅か一駅。そう思えば近い」

「へー」

「吉祥寺から1本で行けないのは難点だけどな」

「ひ~」

感想吉祥寺 §

「井の頭線の改札を出ると、目の前にJRの車両が見えた。これはびっくり」

「昔は見えなかったわけだね」

「そう。吉祥寺か。何もかもみな懐かしいと呟く野望が潰えた。ぜんぜん印象が違う」

「でも、時々吉祥寺まで行ってるじゃないか」

「自転車で行くから駅の様子までは見ていないんだよ」

「ひ~」

「そういう意味で、行っても行っても自転車行動圏内という電車移動だったな」

「どこまでが自転車移動圏なんだ?」

「三鷹までは自転車で行っている」

「帰りを考えなければ、国分寺まで自転車で行ってしまいそうだな」