2014年12月06日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 2076 count

【宇宙戦艦ヤマト2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム】の驚異

Written By: トーノZERO連絡先

「ヤマト2199はこれで終わりだとヤマトクルーの会報でも、プレミア上映会でも念を押された。ヤマト2199は終わるのだろう」

「それで?」

「始まってから終わるまでの間、本当に様々な出来事があり、紆余曲折があった。要するに、最初から完成形であった復活篇やSBヤマトと異なり、現在進行形で完成形を模索し続けたのがヤマト2199ということだろう。そういう意味で、どこに着地するのかすら見えていなかった」

「それは良いことなの?」

「良くない。試行錯誤の過程まで付き合って見る必要は無い」

「ひ~」

「……という話はさておき。ヤマト2199が最終的に到達した境地は【宇宙戦艦ヤマト2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム】だろう」

「方舟じゃなにの?」

「まあそれは横に置くとして」

「置くな!」

「ともかく、ヤマト2199としてはこれが最高の商品だろう。質が歴然として高い」

「世間の評価は高くないよ」

「【不滅の宇宙戦艦ヤマト】と同じだよ」

「ディスコアレンジだね。でもなぜ?」

「ワープだよ。ヤマトファンがいる時空からワープしてしまったのだ。そのワープの加減が【不滅の宇宙戦艦ヤマト】と同じぐらい」

「ワープ?」

「過去、ヤマトがワープしてしまった音楽はいくつかある。しかし、正当なサントラは除外しよう。その他と言うことになるとおそらく以下のタイトルが該当する」

  • 不滅の宇宙戦艦ヤマト
  • 合唱組曲ヤマト
  • ラプソディ3部作
  • アコースティックヤマト

「このリストの新たなタイトルが増えたわけだね」

「まあ実際、不滅の宇宙戦艦ヤマトはヤマト2で使用されたので承認されているが、他のタイトルが承認されているかは微妙だ。ラプソディ3部作やアコースティックヤマトは語られることがあまり無い」

「でも良いのだね?」

「音楽的な質は凄く高いよ」

「質が上がって支持を失うとはこれいかに」

「よくあるパターンだ」

「えー」

「大ワープしてしまうと、多くの人達が脱落する。そういうこと」

「君は平気なのかよ」

「そうだよ。だって、おいらはヤマト時空の外側からヤマトを見る人だから。相手がヤマト時空から飛び出したって別に困らない」

「ってことはなに?」

「不滅の宇宙戦艦ヤマト発売時の阿鼻叫喚の再来さ」

「ひ~」

「【こんなのヤマトじゃない】【私の感動を返して】的な意見で満ちあふれるかも知れないと思ったが、みんな大人になったらしい。もっと間接的に不快感を表明しているよ。Amazonなんか評価は星3つばかり」

「じゃあ要点を」

  • いろいろな音楽が詰まっていて楽しい
  • エレキギターも楽しめる
  • エレキじゃないギターも楽しめる
  • 英雄の丘等の独自のアレンジも最高
  • 【ヤマトより愛をこめて】はオリジナルを含めてこれが一番好きかも

葉加瀬太郎の問題 §

「葉加瀬太郎って良く知らない」

「いいのかよ、それで」

「音楽を聴けば分かる。CDが納得できたからオッケーだ。もう細かいことで何も言わない」

「でも文句は噴出しているわけだね?」

「おいらはこのCDを買った。納得した。ヤマト2199が到達した最終的な高みだと承認した。おいらから言えるのはここまでだ。他の人がどう思うかなんて、良く分からないよ」

宇宙戦艦ヤマト

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