Subject: 宇宙戦艦ヤマトとUVERworldの関係を再考する
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20150226091526
名前: めとろん
本文:
トーノ様 こんばんは。
「リバイバルブームの変質と確実な集客」の文言は問題の核心を衝いています。
一定の集客が見込める、イベント的上映それ自体が目的になっているのですね。
まさに「方舟」もその類かもしれません。
折しも、安彦さんの「青い瞳のキャスバル」が上映前から話題になっています。
ヤマトはガンダムの二番煎じなどしないでしょうが、2199の「惑星間戦争」や「第2バレラス落下」等の描写を鑑みると強ち無いとも言い切れません。
仮にヤマトでそうなったとしても、シャア級の主要キャラでは古代の少年時代は既に描かれているし、森雪の少女時代にも食指はあまり動きません。
沖田の青年将校時代は見てみたい気もしますが、火星海戦やガミラス戦役の頃にはもう、いい歳になっていそうです。
そうなると残るは、青年期に勇名を馳せ祖国統一を成し遂げた、若き日のデスラーでしょうか。
「青い瞳のアベルト」なんて...
「【青い瞳のキャスバル】だが、むしろこれは【緋眼のエース】を意識したタイトル付けであって、ガンダム側からヤマトを意識したものではないか、という気もする」
「そもそも、【緋眼のエース】ってどういう意味だい?」
「赤い目のエースパイロット。だから、ガンダム側で探すとシャアがエースパイロットだから対応する。これがキャスバルだね。これを目が青いとするなら【青い瞳のキャスバル】だ」
「ヤマトが無理をして【青い瞳のキャスバル】に対抗意識なんか燃やす必要は無いんだね」
「そうだな。まあ、【青い瞳のキャスバル】の冒頭何分かはネットで見たが、宇宙艦隊の描写が無残にも下手くそだったので、別に見たいとも思わない。まあ、ヤマト関係でも下手くそな映像がいくらでもあるから、【青い瞳のキャスバル】だけ責めてもしょうがないとは思うけどね」
「君が上手いと思う宇宙艦隊描写なんてあるのかい」
「復活篇やギャラクティカは上手いよ」
オマケ §
「青い瞳のキャスバルを見て、素晴らしい、感動したって感想が多くネットに見られるけど? 何で君は下手くそなんて言うんだい?」
「ははは。よくあることさ。最近ではね」
「どういうことだ」
「なんで、こんなアニメにみんな喜べるの? って感想を持つことが意外と多い」
「なぜそうなるんだよ」
「良く分からないけどね。たぶん基準が違いすぎるのだと思うよ」
「何が基準なんだよ」
「自分の場合は世界水準の映画が基準になるから、【世界に通用する日本の代表文化、アニメ】なら、それに匹敵する水準を想定してしまうが、実はそこまで行っている作品はそれほど多くない」
「じゃあさ。今の君なら【ムーミン見ろよ】なのかい?」
「さすがにムーミンまで行くと趣味性が強すぎるから、それを強いる気は無いよ」
「じゃあ、ピムとポムか、カリメロか」
「同じだって」
「じゃあ、何ならいいんだよ」
「とりあえず、Gのレコンギスタは良いアニメだよ」
「ガンダム誉めた。これは雪が降るぞ」