「そうか。新たなる旅立ちの古代守はなぜ「何もできない」と歎くが、これ本来魚雷艇で出撃する展開への伏線。何もできないのは悔しいから魚雷艇で出る」
「だからなに?」
「魚雷艇がカットされたので、これだけ浮いてしまって、無力感が強調されてしまう。でも本当は要らない台詞」
「つまりなに?」
「カットしても良かったと思う。むしろ積極的に話に流れとしてカットした方が良い」
「カットしてどうするの?」
「本来、もっと話の流れに関わるのにカットされたシーンがあるので、可能ならそれを復活すべきだったと思うよ。でもまあ、それらを復活できるほど長い台詞でも無いけどね」
「ダメじゃん」
オマケ §
「本来物語には流れがあって、時間調整用として用意された切り代は、切っても流れを切らないようになっている。ところが、関係無い場所を切ってしまい、全体の流れが切られちゃうことも多い」
「分かったぞ。それが、生命反応が無かった脱出艇とか、あの惑星を破壊したのはおまえかって台詞なんだ」
「事例がヤマトだけだと思うなよ」