「ブルーノアという名前は特別だ」
「なぜ?」
「宇宙空母ブルーノアで使用されたあと、ヤマトでも使用された」
「確かに」
「既に宇宙空母ブルーノアでイメージが定着している名前なのに、なぜ改めてヤマトで使ったのか」
「なぜだろう?」
「それだけ思い入れがあるってことだろう」
「誰に?」
「西崎義展さん以外にあり得ない」
「でも、なんでだろう?」
「西崎義展さんはジャズが好き。ジャズと言えば、ブルーノートということで、ハッと気付いた。ブルーノートなんだよ。ブルーノアは」
「でもさ。そんなことが明瞭に言えるわけ?」
「宇宙空母ブルーノアの音楽関係はこうなっている」
「それで?」
「実は全員がジャズ系の出身」
「それで君の望みは?」
「宇宙空母ブルーノアのサントラ聞きたい!」
主題歌だけは聴き直した §
「主題歌だけは聴き直したが、リズムの取り方にジャズっぽい感じがある。こっちもあまりジャズに詳しくないから、あまり詳細には立ち入れないけどね」
「ジャズの影は宇宙空母ブルーノアのちらつくってことだね」