「なぜUnityのビデオを紹介するの?」
「いやね。実はUnityのノウハウは一切持って無いの」
「は? 持ってないのに紹介するの?」
「実は自分が見たいの」
「いやいや。ちょっと待て。それ紹介する意味がない」
「いや、実は他人に紹介するのはついでみたいなもので」
「でも、見てる時間あるのかよ」
「うーん、そこが問題でね」
「問題なのかよ」
「これでも昔はゲームを書いてたこともあるからね。最近じゃ、誰も分からない話だろうが、MSX/2版ドラクエ2の移植の仕事もやったぐらいだ」
「だから、Unityへの興味もあるわけだね?」
「そうだな。ゲーム開発の効率化のために、ライブラリとか環境を作成したこともあって、それはそのままゲームエンジンの祖型にあたるものだ。そういう意味で、今はどうなっているのか興味がある」
「それだけ?」
「いや、当時はね。8bitからせいぜい初期の16bit時代。マシンの制約が多くて、アイデア倒れだった構想もいろいろある。それらを今のマシンパワーで再生できれば凄くいいね、とは思う」
「結局Unityへの注目は自分の都合か」