単なる調査結果のメモなので、意味とか価値とかは気にしないように。
あくまでこれを書いている時点での手元のPCでの調査結果で、時期や環境が違うと結果は異なる可能性がある。
プロセス数とWebブラウザ §
閲覧するページが増えるとプロセス数が増えるWebブラウザと増えないブラウザがある。
- Edge 増える
- IE 増える
- Chrome 増える
- Firefox 増えない
- Safari 増えない
ただし、必ずしも閲覧ページ数とプロセス数は連動していない。たとえば、Edgeはブックマークを開くだけでプロセス数が増える。(ページは開いていない。ブックマークを開いただけ)。開いたタブの数よりも起動しているプロセスが少ないケースも多い。
また同じ実行ファイルのプロセスが増えるものと、別の実行ファイルのプロセスが増えるものがある。たとえばChrome.exeはChrome.exeが増えるが、MicrosoftEdge.exeは、違うMicrosoftEdgeCP.exeが増える。
プロセスが増えることの推定されるメリット §
個別コンテンツの閲覧が分離されているので、何か問題があっても回復しやすい。実際にIEが【プロセスが落ちた】と言ってくる場合でもIEそのものは落ちていないことが多い。
プロセスが増えることの推定されるデメリット §
プロセス間通信はコストの重い処理であり、プロレスの確保もシステムのリソースを消費する。何も問題がなければ資源を圧迫しやすい。
メモリイーターの問題 §
Firefoxはメモリイーターと言われことがあるが、新しいタブを作成した時にプロセスを増やさないので、プロレスを起こすWebブラウザよりも資源の消費に優しい可能性がある。そこで簡単にChromeとメモリ消費量を比較してみた。
起動時 §
Firefox 約144KB
Chrome 約71KB
タブ10個同じサイトを開いたとき §
Firefox 170KB
Chrome 75+51+16+38=180KB (chrome.exeが4プロセスあったので、その合計)
というわけで、起動時はFirefoxの方がメモリを食ってるがタブ10個を開くとメモリ消費量は大差なくなってしまった。メモリ消費量は、使い方次第で大きく変化するので、単に起動しただけの状態での比較は余り意味がなさそう。