「ボルゾン星は、イスカンダルと星としてのキャラがかぶる。むしろ、イスカンダルの原形がボルゾン星だと思った方が良いだろう。ということは、ボルゾン星を出すという決意表明は、青い海の美しい星としてのイスカンダルは描かないという決意表明だとおいらは受け取った」
「イスカンダルが美しい星ではない?」
「そうさ。石津嵐版はそうだった。SBヤマトもそうだった。そういう【イスカンダルを美しい星として描かない】という選択肢抜きには、ボルゾン星は登場できないと思う」
「ボルゾン王が登場したら必然的にスターシャも出ないってことだね」
「そうだ。ロマンが欲しいからボルゾン王はスターシャに生まれ変わったのだ」
「両立はしないわけ?」
「両立した物語は作れるが、そうなるともはやスターシャのキャラが変わってしまう」
「スターシャさん」
「なんでしょう」
「あんたボルゾン王でしょう」
「ぎくっ」
「この佐渡酒蔵、酔ってはいても目は曇っておりませんぞ。女装趣味がおありですな!?」
「ぎくぎくっ」
オマケ §
「私が愛したスターシャが女装だったなんて」
「兄さん!」
「古代守さんとスターシャさんは新しいイスカンダルのアダムとアダムになったのよ」
「未来が見えねえ!」
オマケ2 §
「私が愛したスターシャが女装だったなんて」
「デスラー!」
「よし地球を征服しよう。地球の渋谷区なら、同性婚が承認される」
「デスラー総統、地球への移住計画開始だ!」
オマケIII §
「デスラー総統が実は女だったとすれば話が丸く収まる」
「うっすらぱーですら」
「しかし、女なら入浴シーンが説明できない」
「君も愚かな男だね」
「影武者!」