2015年10月08日
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感想・映画「寄生獣」

Written By: トーノZERO連絡先

「見たら意外と面白かった」

「どこが勝利の鍵?」

「実は視点が凄く狭いんだよ。最初に【人類の数が半分になったら……】的なナレーションが入るが、本編はあくまで非常に狭い範囲でのみ進行する」

「それがいいの?」

「飛躍の多い作品だからな。舞台まで飛躍したらみんなついていけない」

「そうか」

「それから、単純に人類とエイリアンという構造になっていない。ミギーは人類の敵にはなっていないし、妊娠した女は敵か味方か分からない上に、人間の子供を妊娠している」

「そこか」

「それに加えて主人公はどんどん人間離れしていく。更に最終決戦の際にミギーはヨガの眠り(仮称)に入ってしまい、主人公が独力で戦う」

「前後編であることは?」

「1本目で十分に話がまとまっているので、1本1本見ても良いと思う」

「満足?」

「けっこう満足度が高い映画であった」

「で、その後の話は?」

「それはヤマトの話題の中でいずれ」

オマケ §

「授業シーンで、黒板にPV=nRTと書いてあったのが懐かしかった」

「理想気体の状態方程式だよ」