「【宇宙戦艦ヤマト レイトン教授と永遠にの歌姫】という企画を考えたぞ」
「ヤマトとレイトン教授がどう関係するんだよ」
「いいかい。元ネタのタイトルは【レイトン教授と永遠の歌姫】なんだ」
「それで?」
「ひらかな1文字の【に】を挿入するだけで急にヤマトっぽくなる」
「【レイトン教授と永遠の歌姫】から【レイトン教授と永遠にの歌姫】に書き換えるのだね」
「その通りだ」
「でもさ。いくらなんでも、それじゃ弱すぎるだろう」
「そんなことはない」
「というと?」
「ヤマトよ永遠には、重核子爆弾の謎が問題になる。レイトン教授も謎解きがメインだ」
「そうか。重核子爆弾の謎はレイトン教授が解明してくれるのだね?」
「それに、最終的に問題にされるのは、【身体を奪う】という行為だ。どちらの映画もね」
「なるほど。確かに、どちらの映画も身体を奪う謎が最後に明らかにされる映画だ」
「その通りだ。分かったかね、ルーク」
「僕は徳川彦左衛門の長男、太助です」
「まあ、そういうわけで、割と合性の良い2つの作品を合体させるといい話になりそうな気がした」
「なら合体させればいいかないか。小説でも何でも書けよ」
「でもさ。おいらは永遠の歌姫って大好きだよ。でも、ヤマトファンの大半は見たこともない映画だと思うよ」
「復活篇を見るのに忙しい時期に上映していたからね」
「そもそも水樹奈々のファンですら知ってるか怪しい」
「ひ~」
オマケ §
「そうそう。大量殺戮という要素も似ているね」
「レイトン教授の場合、本当には死んでいなかったけれどね」
「みんな潜水艦で送られた。でもね、みんなまとめて穴に落とされるシーンは、永遠にの暗黒兵降下のあたりを彷彿させる」
オマケ2 §
「ヒロインが別行動という要素も似ている」
「レイトン教授の場合、レミさんが教授と別れて調査しているわけだね」
オマケIII §
「それでも、理解されそうに無いから企画としては流れるわけだね」
「その通りだ」
「どうしても、受けないとダメなの?」
「やはり受け手のいない話をするのは良いことではないよ。英国紳士としてはね」
「おまえは日本人だろう」
オマケよ永遠に §
「で、永遠にの歌姫って誰?」
「うーん、岩崎宏美じゃないかな」