「バレルド・アクション初期設定名はグラーフ・シュパー」
「は?」
「ヤマト2のガミラス人の名前」
「それがどうした」
「バレルド・アクションって、ただの英語の銃器関係の用語」
「ひ~」
「グラーフ・シュパーはまだマシ。これはおそらく、アドミラル・グラーフ・シュペーの名前のもじり」
「そいつはドイツ語なんだね?」
「しかし、アドミラル・グラーフ・シュペーといえばポケット戦艦の名前で、こいつにはヤマトIIIのラジェンドラの元ネタ的なエピソードがある」
「あれ? そう思うと話がねじれているぞ」
「そうだ。あくまでシュペーだとするとガルマン・ガミラスは沈めた側」
「沈めた側と沈められた側が同じガミラス側になっておかしくなってくるね」
「つまりは自沈だ。シュペーらしい最期だ」
「ホントかよ」
「さあ」