2015年12月26日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 2055 count

沖田艦と重複決定稿の問題

Written By: トーノZERO連絡先

https://twitter.com/Nekochiku/status/679842733859581952より

堀井甚五郎@29日ヌ11b

@Nekochiku トーノ先生(@autumn009)の旧メカコレ沖田艦についてのブログ記事

http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20151222084150 …で「バンダイのデザイナーに渡った設定資料が間違ってラフ稿だったのだろう」と推測されていましたが、ヤマト2のロマンアルバムP65に載っていた話を思い出しました→

堀井甚五郎@29日ヌ11b ‏@Nekochiku

「メカの同じ部分の設定が二種類ないし三種類あり、それがすべて『決定稿』の判が押してあって困った」という小泉謙三さんのエッセイ。他にも今ソースが見つからないけど2のデスラーの脱出艇は違うデザインの『決定稿』が複数あったという話もどこかで読んだことがあります→

堀井甚五郎@29日ヌ11b ‏@Nekochiku

作画のスケジュールが毎回すごく押していたという話もよく聞きますし「どれが正しいの?」ってメカデザインの方に確認するヒマも無く、現場判断でやっていたんだろうな~と・・・→

堀井甚五郎@29日ヌ11b ‏@Nekochiku

そうなると、バンダイのプラモのデザイナー、箱絵担当者に渡った設定画がそれぞれ違っていた(実際の映像とも違う)ということもあったのではないかと推測されますね~^^;

「堀井甚五郎さん。ありがとう」

「つまり、これが【沖田艦に複数の決定稿が存在していた疑惑】につながるのだね?」

「そうだ。バンダイのデザイナーだって馬鹿ではないだろう。明らかなラフ稿なら、そんなものを前提に金型を起こすまい。金型は金が掛かるんだ。決定稿とスタンプが押してある設定資料があればこそ、金型を起こしたのだろう」

「でも決定稿は複数あった?」

「その可能性があると思う」

「そういえば、以前にもそんな話題があったような」

「【真の決定稿】以外で、決定稿のスタンプが押されたデザインはおそらくいろいろあったと思われる。特に番組開始前後の混乱の多い時期は、それがあったかもしれない」

更に言えば §

「そもそも、単色で成形するプラモのデザイナーには、モノクロの画稿が行き、カラーで描かれるパッケージのデザイナーには色指定付きの画稿が行った可能性があり、そもそも最初から食い違っていた可能性がある」

「そこに、【別の決定稿】が入り込む余地があるわけだね」

「そうだ。そして、色指定付きの画稿はより最終デザインに近いものが含まれている可能性が高い」

「色指定はモノクロ線画が確定したあとになる可能性がより高いってことだね」

「まあ絶対とは言わないがな」

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §