「【アーサーとミニモイの不思議な国】は、最初【子どもの見た夢】として処理されるのだろうと思った。しかし、違った」
「不思議なものは実在したわけだね」
「そういう世界観だ。しかし、今になって分かった。これは【誰も知らない小さな国】(佐藤さとる)なんだ」
「話がかなり違うよ」
「しかし、骨格が似ている」
- 小さな人が住む不思議な場所が実在する
- それは「再び」見出される
- 人間が作る工夫、仕掛けが重要な意味を持つ
- 最後はお金の問題になる。小さな人が住む場所を守るためにお金が必要
- お金は必死に稼ぐのでは無い方法で、ポッと出現してハッピーエンドになる
「でもさ。【誰も知らない小さな国】の主人公は小さくならないし、魔王もいないぞ」
「【冒険コロボックル】も【誰も知らない小さな国】のアニメ化だと思えば、その程度の違いはどうってことない。アレンジの範疇だよ」
「ぎゃふん」
「最後に小さいヒロインと大きな子どもが見つめ合うのはアリエッティ的ではあるがね。全体的には、【誰も知らない小さな国】に近い。そこが、【妙にしっくり来る】ことの正体だったようだ」