時に西暦2199年。
地球は謎の星ガミラスの攻撃により、忍耐強いドM以外はみな死に絶えた。
ドSのエスラー総統は、地球人の絶滅か性奴隷かを迫ってドSぶりを発揮しようとしていた。
そんな地球に救いの手を差し伸べたのは、ドSの巣窟、太陽系サンザー(頭文字はS)にあったもう1つの惑星、エスカンダルだった。
「私はエスカンダルのスターシャ。ヤマトの皆さん。ドSとして、皆さんをいたぶって差し上げます。まずは放置プレイです」
「ほ。放射能除去装置を下さい」
「検討中です」
「は、はやく」
「検討中です」
「あああ、スターシャさまあ!」
「検討中です」
「それでは、みんな死んでしまいます」
「さあ死になさい」
「あああ、最高の快楽です。死の渦中でしか味わえない最高のドSの快楽です」
ここです §
「古代」
「なんだよ島」
「なぜエスカンダルの人たちが死に絶えたのか分かったような気がする」
「死ぬことでしか味わえない快楽を求めたドMばかりだったのか」
「だがそうすると……」
「兄さんも快楽に溺れながら死んだのか!」
新たなる旅立ち §
「死ぬことでしか味わえない快楽をドMの人だけ味わうなんてずるい」
「スターシャさん!」
「エスカンダルは自爆します」
「(ちゅどーん)」
オマケ §
「結局、【エスカンダルのスターシャ】って言いたかっただけだろ」
「てへっ」
「てへじゃない。バシバシ」
「ああん、もっと打って」
「もう知らん」