2016年02月07日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1306 count

宇宙戦艦ヤマト世界にバッカスはいるか?

Written By: トーノZERO連絡先

「亡くなった韮沢靖さんのことだがね」

「それがどうした」

「本人は知らないが、全く知らない人ではなかった。でも、名前をキチンと覚えていないので、相互の関連性というものがなかった」

「それはどういう意味?」

「WikiPediaを見ると、過去にこだわりのあった作品の名前がズラリと並び、しかも小林誠さんのアシスタント経験者でもある」

「えっ? こだわりのあった作品ってなに?」

「ファイナルファンタジーとかゴジラ FINAL WARSとか妖怪大戦争とか電王とかディケイドとかゴーカイジャーとか」

「説明しろよ」

「ファイナルファンタジー。これはACじゃなくて、その前のこけた方ね。でもあれはこだわりを持って、ちょっと高いボックスまでDVDで買ってメイキングまで見た」

「ゴジラ FINAL WARSは?」

「ダメだって言う人もいるけど、自分は最も好きなゴジラの1つと言って良い」

「妖怪大戦争は?」

「旧妖怪大戦争が好きだったので見に行ったら、これも良かった。あれだけ大騒ぎして全て丸く収まったのに、最後のカットで元の木阿弥という皮肉さが好きだ」

「電王は?」

「俺、参上」

「ディケイドは?」

「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」

「ゴーカイジャーは?」

「面白かったよ。かつての戦隊総出演という点を除外しても」

「ライダーでいいのかよ。戦隊でいいのかよ」

「たぶん、電王ディケイドの頃が平成ライダーの絶頂期。戦隊なら、シンケンジャーやゴーカイジャーが凄かったと思う」

「じゃあそれはいいとして。小林誠さんのアシスタント経験があるとどうなの?」

「かつて、FF:Uや巌窟王のような好きだった作品のスタッフに小林誠という名前を再発見して驚いたこともあるが、実は本人が直接やっていなくても、間接的に影響を受けた人間の仕事まで含めると、実はもっと広範囲に【自分の好きだったもの】に、小林さんの影響が及んでいるのだろうと気づいて背筋が寒くなったぞ」

「君がどこまで飛んでも、小林さんの手の中ってことだね」

「そうだ。そこにもう小林誠の文字が無いと安心していると、裏に【小林誠のアシスタント経験者】という文字が書いてある」

「なんて恐い話だ」

「これは怪談だ」

「分かった。君がウルトラホーク1号に乗りこんでホッとしていると、小林さんはとっくに3号で先行しているわけだね」

「その通りだ。でもこれはあくまで前置き」

「というと?」

才能のゆりかご §

「韮沢靖さんの生家はバッカスというバーだという。機密情報じゃないようなので言ってしまうが迷惑は掛けるなよ」

「それで?」

「家が仕事をしていることで、親に構ってもらえないことで才能を磨いてしまったらしいが、そういえば小学校時代の友達のEくんも家が洗濯屋で彼自身は凄いマニアだった。そして最終的に芸術映画のプロデューサーになってしまった。こういうパターンは1つの典型パターンなのかと思った」

「それが本題?」

「いや違う」

「早く言えよ」

「実はバッカスという名前のバーは明大前にもある。前は桜上水にあった。名前が同じだとは奇遇だと思ったがよく考えるとバッカスは酒の神。飲み屋の名前としては一般的なのかもしれない。ならば、バッカスIII世号って何だったのだろう?」

「さあ」

「バッカスが一般的だとすれば、宇宙戦艦ヤマト世界のバッカスは誰だ」

「佐渡先生だろう」

「ふふふ。だが、佐渡先生は日本酒。バッカスはワインの神らしい」

「えー」

「なんかワインっぽいのをいつも飲んでいるのはデスラーの方ではないかという気もする」

「ガミラスの酒の神はデスラーか」

「ガミラスに神は2人いらぬ」

「酒の神以外が粛正された!」

マザーシャルバート §

「マザーシャルバートは母だ。とすれば、子供に酒など与えない」

「お酒なんて飲んではいけません!」

「なんて邪魔なマザーだ。やはりシャルバート信者は弾圧だ!」

「ひ~」

「デスラーがシャルバート信者を弾圧する本当の理由だね」

「違うと思うぞ」

宇宙戦艦ヤマト

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