感想・映画「ピーター・パン」

「なぜこれを見たの?」

「近所の安売り店で100円だったから。試しに1枚」

「なぜ100円なの?」

「パブリックドメインだから。非公式商品らしい」

「それで感想は?」

「日本語音声ははっきり言ってかなりNG。音楽やSEと、日本語音声のレベルのマッチングがまるで上手く行っていない。おそらく台詞抜きのトラックをちゃんと入手できていない」

「それで?」

「だからね。英語音声+字幕で見ることをお勧めする。途中でそれに切り換えてから違和感が無くなった」

「映画本編の感想は?」

「ピーターパンもネバーランドも子供が見た夢なのだよ。だから大人になると消えてしまう」

「ふーん」

「しかし、辛辣だな。永遠に大人にならないピーターパンとは今どきのオタクそのものだ。ネバーランドはコミケといったところか」

「かっこいいピーターパンがオタクで良いわけ?」

「実は良いのだ。ピーパンはけっこう相手の気持ちを考えない残酷な行動を取る。この残酷さは子供のもの」

「そもそも、なぜ見たいと思ったの?」

「ティンクのパンツを見るため」

「ぎゃふん。それで見えた?」

「見えた見えた」