2016年06月22日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1391 count

ヤマト2199の中の共感駆動の要素

Written By: トーノZERO連絡先

「ヤマト2199を見ると実は理屈で駆動されている部分と共感で駆動されている部分があって、そこは興味深い。状況あるいは人によってやり方が違っているのかもしれない」

「たとえば共感で駆動されている部分ってなに?」

「たとえば、オルタリア蜂起だな。あれは理屈で考えるとおかしい。しかし、一方的に殲滅される側か殲滅する側に共感できるとあれは納得できる。実際に納得している人は多い」

「では共感で駆動されていない部分の例は?」

「最終回。地球を救うための装置が止まってしまった、という話は共感できていてもできていなくても設定が分かっていれば理解できる」

「で、どこが興味深いの?」

「実は第14話と方舟は似たような話をやっていながら第14話は理屈で駆動されているのに対して、方舟は共感で駆動されているように思える」

「へー」

「2本の劇場版のうち、追憶は理屈で駆動されているが、方舟は共感で駆動されている」

「もともと水と油ってことだね」

「実はその水と油は第1話の段階から抱えていて作品の方向性を曖昧にしていたのかも」

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §