2016年11月03日
川俣晶の縁側物欲博物録 total 1658 count

Dell Inspiron11 3000の感想

Written By: 川俣 晶連絡先

「Inspiron11のドライブ交換で本格的に使い始めたわけだが、簡単に感想を書こう」

「どんな第1印象を持った?」

「小さい。軽い。画面が綺麗。音質も割と良い」

「実際に使い始めて感じたことは?」

「意外と非力」

「CPUパワーの問題だね」

「おおむね、CPUベンチマークのサイトを見に行くと、おそらく仕事場で使っているデスクトップの10分の1ぐらいだろう」

「それで、そのことに意味があるの?」

「ある。これはノートPCというよりも、キーボードとタッチパッドが付いたタブレットという感じのマシンだろうな。Windowsタブレット」

「では、Windowsタブレットとして見た時に気づいたことは?」

「画面回転が使えないみたいだ。画面縦長では使えない」

「じゃあ逆にキーボードはどうだよ」

「意外と打ちやすい。一部のキーが小さいけれど変態配列ではないので、あるべきキーがあるべき場所にある。ただし、独立したPageUp, PageDown、Home、Endが無いのは残念」

「致命傷?」

「いや、以前にそれらのキーが無いノートPCを常用していてさほど不自由ではなかったから、慣れの問題だろう」

「実際に動かしてどう?」

「大量のデータを食わせたMEGA Picturesでファイルのロードセーブに意外と待たされる」

「CPUが非力だからだね」

「でも。逆に言えば、このパワーでも動くように開発するという一つの指針になる。非力なマシンは一つは持っていないと」

「コンパイルはハイパワーマシンでやるが、実行は非力なマシンでもやらないとダメなのだね」

「そうだな」

「ハード的にはどうだい?」

「実はこのマシン、全てのコネクタが横に出ているのだ。電源ケーブルも横に接続」

「なぜ?」

「360度液晶を回転させるなら、背面に何かを付けることはできないよ」

「電源ケーブルが飛び出していて、電源接続だと持ちにくいわけだね」

「そうだ。しかし、そういう使い方はあまり想定していないのかもしれない」

「これがキーボード付きタブレットに過ぎないなら、充電時以外はケーブルを外して持ち出して使うのが前提なのだね」

まとめ §

「総合的な印象はどうだい?」

「全体的に破綻がなくて、驚くほど素直に使えた。まあ、一部に引っかかるところはあるが、かなりの割合は問題なくスムーズに行った」

オマケ §

「そうそう。こんななりでWebカムが付いてるんだぜ」

「へー」

「Windowsのカメラアプリを起動しただけでいきなり撮影可能だった」