「狙い目は悪くない。悪くないんだけどね。洋画にもこういうタイプのヒーロー映画があるし」
「でも、なんだ?」
「コンプレックスや狂い方を描く描き方がくどくで退屈。かなり中盤はだれた」
「つまらなかった?」
「いや。序盤は文句なく面白かったし、ラストは良かったので、見た後の印象は悪くない」
「ラストはどういいの?」
「死んだおじさんが店に来て会話する。これ、死んだはずの人は来て会話するのはBattlestar Galactica: Blood & Chromeと同じでね。そこは良かったよ。実は映画の最初に夢想で大暴れするシーンがここへの伏線。つまり、コンビニのシーンは主人公の夢想かもしれないことが最初から示されている」
「そこは凝った構成で好感ということだね」
オマケ §
「でも、ヒーローマニアというタイトルはちょっとおかしいよね」
「別にマニアじゃないよね」