「まず、大前提。宇宙戦艦ヤマトの甲板の色は基本グレーである」
「うん」
「それに対して、木の色で塗る事例が若干存在する。プロモデラーやプロのイラストレーターにも事例があるし、自分も塗ったことがある」
「根拠は戦艦大和だね?」
「そうだ。もともとあそこは木甲板なのだ」
「なぜ木として描くと良いわけ?」
「甲板がグレーだと、グレーの砲身、砲塔が甲板に埋没しやすいからだ。本来は色の違うグレーを塗るところだがね。グレーの明暗で区別するのは光の当て方で難しくなる」
「そもそも色が違った方が良いわけだね」
「さて、以上が復習なのだが、新たに変化があった」
「変化とはなんだい?」
「2202ノンテロップエンディングのヤマトの甲板が木なのだよ」
「オフィシャルに追認されてしまったわけだね」
「さて、バンダイはどうする。船体の形状も変わったし、新金型でヤマト2202を模型化して、甲板は色替えで迫ってくるのか。それとも、そのへんはお茶を濁して2199モデルのままで行くのか」
オマケ §
「プラモの新作アンドロメダも甲板茶色」
「アンドロメダの話題はあくまでオマケなのね」