「ヤマトよ永遠にの台詞起こしをしていて気づいた」
「なんだよ」
「映画の最後に入る【The End】【完】【終わり】【おしまい】のたぐいの文言が存在しない」
「なぜだろう」
「構造的に言うと、画面が黒くなっても歌が続くので入れる場所がない」
「ふむふむ」
「それだけでなく、ヤマトよ永遠には文字通り【永遠に続く】としたら、終わりがあってはならない」
「永遠に続くってなんだろう?」
「この物語は古代と雪が再会することで終了できる。ところが、イメージシーンで再会しているだけで実際には再会していないのだ」
「えー」
「まだ物語は終わらないのかもしれない」
「この後何が起こるというのだよ」
「辛うじて脱出してヤマトに潜んでいたサーダが古代といい感じになったり、敗軍の将カザンに森雪が心を許してしまったり、泥沼に……」
「ひぃ~」
オマケ §
「さらば宇宙戦艦ヤマトでは確かに【完】が最後に入る」