「さらば宇宙戦艦ヤマトでは、旧乗組員が結集しているが島と森雪を欠いた第1艦橋でヤマトは発進する」
「それがどうした?」
「太田はいるのに、なぜ古代がヤマトを操縦したのだろうか。島が不在なら太田が空席を埋めるのに適任ではないだろうか」
「なぜだ?」
「いろいろ考えた末に以下の点に気づいた」
「それはなんだい?」
- 島はヤマトの操縦席をまず他人に任せない
- 太田はヤマトの操縦席に座った場面がない
- 古代もヤマトの操縦席に座った場面はない。しかし、波動砲を発射する時に操縦を島から渡されている
「つまりなんだい?」
「ヤマトを操縦した経験量から言えば、以下の序列になる」
「実は古代の方が太田よりマシってことだね」
「でも、島は古代に操縦は無理と見なしている」
「なぜ? 実際に操縦を渡したことはあるのだろう?」
「おそらく、技術の問題ではないのだろう。気持ちの上で負担が大きすぎて続かないとか。そんなようなニュアンスだったのではないか」