2017年05月19日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 1422 count

古下高井戸川・第2水源地推定

Written By: 川俣 晶連絡先

「玉川上水下高井戸分水の原形は天然河川で、水源地をは以下のあたりと推定していた」

「玉川上水の建設で流路は切られたという推定だね」

「そうだ。そのあとで流路は付け替えられて玉川上水の水を流す分水となったという推定」

「それで?」

「しかし、今日あることに気づいた。人工水路だと思っていた西に向かう経路だが、鎌倉街道ぐらいまでは微低地が続いているのだ」

「つまりなに?」

「鎌倉街道ぐらいまでは天然水路。そこから先が人工水路という仮説を立てた」

「では、天然水路ならば水源はなに?」

「第2水源地はこのあたりではないかと推定した」

「これは絶対?」

「いや、鎌倉街道の東側という可能性もある。鎌倉街道が最初から水路を跨いでいたとも考えにくいので」

「たとえば?」

「以下の写真の白い部分が水源地ということもあり得る」

昭和22年航空写真

「で、結論は?」

「古下高井戸川の本来の水源地は複数を想定しうる。たった1つではない」

下高井戸周辺史雑記